BTCのボラティリティ増加期待、一般投資家が最も強気

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 2つの新たなレポートが示唆するところでは、我々は20年第1四半期のボラティリティ(変動率)に関する氷山の一角を目撃しているかもしれない。しかし、ボラティリティの低下がビットコイン<BTC>市場の新たな標準になる可能性も残されている。

 米国の仮想通貨交換所クラーケンによる20年1月ボラティリティ・レポートによると、ビットコイン市場はボラティリティ増加期間に向かっている可能性がある。同交換所の仮説は、10-100ビットコインの残高を持つビットコイン・ウォレット(通常「クジラ」と呼ばれる)の数とビットコイン市場のボラティリティとの関係を示すモデルに基づくものだ。

 大変動か?というタイトルがつけられたこのレポートによると、「ボラティリティの急増」に先立ち「10-100ビットコインを保有するアドレスの数は通常、着実に増加した後横ばいとなり、その後減少する」という。

 同レポートはさらに、「(19年11月に)底打ちしているので、このコーホート(観察対象となる集団)は増加局面に入っているようだ。そのため、(1月が)20年第1四半期で最もボラティリティが高くなると予想せず、わずかな増加トレンドが見込まれる」と記した。

 同レポートの著者は、「歴史が繰り返すならば、増加は今後数週間か数カ月間で終わり、ボラティリティが再出現すると期待される」と結論付けた。

 クラーケンに加えて仮想通貨調査企業のアーケイン・リサーチも、直近のビットコイン上昇におけるボラティリティは今のところ19年の上昇時と比べると弱いと指摘し、最新の週次更新で次のように述べた。

 「19年の値動きと比べると今回の強気相場は明らかに何かが違う。19年10月以降ボラティリティの大きな増加は無い」としている。

 同レポートはさらに、ボラティリティの低下は取引可能な金融商品の選択肢が広い健全な市場の兆候だと主張している。

 同レポートには、「これは長い間目撃されてきた上昇よりも今回の上昇が強固であることを示している。最近の低いボラティリティは、値動きを安定化させるビットコイン・デリバティブ市場の拡大と関係している可能性がある」と記されている。

 同レポートはまた、強気の地合いが市場に定着しているとも指摘した。しかし、機関投資家向けのCMEグループの取引所におけるビットコイン先物契約のプレミアムと、クラーケン、ビットメックス、デリビット、FTXといった一般投資家向け先物取引所のプレミアムの差から判断すると、一般投資家は機関投資家よりも強気だという。

 以前報じられた通り、CMEやバックトのプロ向け市場と比べると一般投資家向け先物取引所は取引高で見てまだ大きく先行している。金融機関によるこの市場への参入に関しては多数の噂があるが、この最新データはビットコインの値動きが主にプロではないトレーダーや投資家によってけん引されていることを示唆している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/expect-more-volatility-in-bitcoin-retail-is-most-bullish-ana-5816.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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