ロシア中銀、仮想通貨取引を「疑わしい」と標識するよう銀行に要求

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 ロシアの中央銀行が、暗号資産を扱う口座保有者を「疑わしい」と標識するよう国内の銀行に求める計画を明らかにした。

 報道機関のRBCによると、同中央銀行は、銀行によるマネーロンダリング対策の概要を示す375-P規則という文書の改正要求を提出したという。

 同中央銀行によるこの提案は政府からの承認を受ける必要があるが、それでもロシアの仮想通貨コミュニティに属する多くの人々にとっては背筋の寒くなる話だろう。

 この規則は12年から改正されていないが、その影響は広範囲に及ぶ可能性がある。銀行はこの対マネーロンダリング規制を用いて「疑わしい活動」を特定でき、その後この規則を用いて取引の停止や拒否、場合によっては口座の閉鎖や凍結を決定できる。

 一方、すでに報じられた通り、ロシア内務省は、ロシア連邦最高裁判所や複数の連邦機関と協力して当局による暗号資産の押収を認める法案の準備に取り組んでおり、21年末までに法案を提出する予定だと認めている。

 しかしロシアの仮想通貨愛好家には希望の光もあるようだ。つい最近まであらゆる面で仮想通貨に懐疑的だった同中央銀行は、BC(ブロックチェーン)を用いた金属トークン化計画を承認した。

 RBCは、トークン化された金属商品の取引プラットフォーム導入を求めている金属生産企業ノリリスク・ニッケル(ノリニッケル)の提案に同中央銀行が賛同したとも報じている。

 ノリニッケルは富豪のウラジーミル・ポターニン氏が支配している。ノリニッケルによると、同社は「世界最大のパラジウム生産者で、ニッケル、プラチナ、銅の世界有数の生産者」だという。

 保有するニッケルとパラジウムをトークン化するというノリニッケルの計画は、同中央銀行のフィンテック部門から支持を得た。

 RBCは、待ち望まれている仮想通貨及びBC規制案が次の春会期に国会を通過した後、このプロジェクトへの許可が出る可能性があると報じている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/russian-central-bank-wants-banks-to-flag-crypto-deals-as-sus-5797.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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