中国のCBDC、「初期段階ではBCと関連ない」とイーサ共同創業者

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 2月にイーサリアム<ETH>の共同創業者であるヴィタリック・ブテリン氏は最近において中国が提案されているようなCBDC(中央銀行発行デジタル通貨)を利用した取引が暗号学的に証明可能なのかどうかについて疑問を呈した。

 ブテリン氏によれば、もし可能ならばイーサリアムはCBDCのライトクライエントを実施できるはずだ。中国が国家による仮想通貨のローンチを発表してから、DCEP(デジタル通貨電子決済)について詳細はあまり明らかにされていない。実際のところ、全プロジェクトはほとんど秘密にされている。

 報道によれば、中国人民銀行は顧客資金の流れを追跡するシステムを導入しており、またネットワーク上の取引に関する情報を集めて処理するビッグデータ分析も利用する。また、このようにして集められた情報はリアルタイムで金融政策を行うことにも役立つだろう。

 シノ・グローバル・キャピタルのCEO(最高経営責任者)であり、中国投資連盟のジェネラルマネージャーでもあるマシュー・グラハム氏はブテリン氏の質問にツイートで反応し、自身は「中国のDCEPを扱うチームの幹部達」と連絡を取っていると述べた。しかし、その幹部達は全ての詳細を明らかにすることは認めず、グラハム氏は続きのツイートで今回明かされた分の詳細のみを載せた。

 「最初の段階では、CBDCは必ずしもBC(ブロックチェーン)とは関連付けられない」

 グラハム氏はDCEPはM0の代わりとして設計され、現金と似た属性を有するだろうと述べた。さらに、グラハム氏はDCEPには利子が存在せず、最終的には紙ベースの現金はなくなるかもしれないとも述べた。

 中国はDCEPは投機的投資の手段にはならないと明かしているが、全ての事業者はローンチとともにDCEPを認めなければならないと義務付けている。これにより、仮想通貨人民元が世界で最も利用される仮想通貨になる可能性もある。そして、このデジタル通貨のローンチが20年に予定される中で、このような動きは予想よりも早く起きるかもしれない。

 サトシ・ナカモトは10年以上前にビットコイン<BTC>のホワイトペーパーを公表した際、仮想通貨を分権化されたピアツーピア・ネットワークであると定義した。集権化されたネットワーク上で利用される集権的なデジタル通貨が世界で最も多く利用される仮想通貨になろうとする中で、仮想通貨とは根本的に何なのかという疑問が提起されている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://eng.ambcrypto.com/chinas-cbdc-will-not-necessarily-be-related-to-blockchain-initially/

This story originally appeared on AMB CRYPTO.

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