米ICEのeBay買収提案、ビットコインにとってなぜ重要か

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 デリバティブや株式の取引企業で、ニューヨーク証券取引所とバックト(Bakkt)の親会社である、ICE(米インターコンチネンタル取引所)が、Eコマース大手企業eBayの買収を提案したが、実現していないようだと報道された。それにも関わらずクリプトバースは、このような買収が仮想通貨にとってどのような意味があるかについて考察している。

 ウォールストリートジャーナルは、同社の現在の市場時価総額297億ドルと比較して、300億ドル以上と評価するこの買収提案について報道している。報道では、ICEはeBayに以前に打診したが、この2大大手企業の正式な話し合いは行われていないと付け加えている。

 ICEは即座に、「eBayへの打診は、両社の株主に価値をもたらす可能性のある、様々な潜在的機会を探るため」と語った。しかしICEは、「eBayは有意義な形ではまだ関与していない。我々は、eBayの全てまたは一部の売却に関して、交渉していない。」と述べている。

 eBayの株価はこの報道後、13.6%まで上昇したが、ICE(時価総額515億ドル)は、過去24時間で7.47%安となった。

 ICEは金融サービスを扱い、eBayは一般商品を扱うことで知られており、買収は予想外だ。しかし、仮想通貨としてはどのような意味をもつだろうか。

 ICEは、米国に拠点をおき、物理的に決済を行うビットコイン<BTC>デリバティブ取引プラットフォーム、バックトの親会社となるため、デジタル資産の取引と保管に関してすでに関与している。その場合、可能な限りあらゆる手段でデジタル資産を宣伝することは、確かにICEの利益になる。

 ファイナンシャルタイムズは、同社がeBayを利用して、潜在的に「サイバー通貨取引プラットフォーム」を構築できると述べている。資本市場コンサルタントであるセレントのリサーチディレクターであるブラット・ベイリー氏は次のように述べている。「新規デリバティブやデータ製品の潜在性は限りがない。資本市場の将来性は、どのような交換プラットフォームで、ビットコイン、室内装飾、電動工具など、何を取引しているかを定義する新しくて効果的な方法で、定義されるだろう」。

 さらに、地政学的にも経済的にも不確かな時代では、証券取引所や機関投資家は、保有する資産を分散したいと考えるかもしれない。

 そのため、この二大大手企業によって提供される正当性やICEの成功によって、仮想通貨の採用が促される可能性もある。

 同プラットフォームには、世界で1億8300万人のアクティブバイヤーがいることを踏まえ、オンライン上では、BTCでの支払いオプションを、eBayでどのように扱うのか疑問に思うコメントもある。他には、仮想通貨が集中する可能性や、eBayでは採用できない可能性を懸念するコメントもある。

 2019年5月にeBayは、市場の意見に応えて、クリプトニュースに対し、仮想通貨での支払いは許可しておらず、現時点でオプションとしても全く取り組んでいないと語っていた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/why-it-s-important-for-bitcoin-if-bakkt-and-nyse-owner-acqui-5704.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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