一部の交換所、出金後もコインジョインの活動についてBTCトランザクションを監視

仮想通貨のプライバシーを高めるという考えは、まだ議論を呼び続けている。コインジョイン(匿名送金技術を使った取引)の活動の影響下にあるトランザクションと無関係でいたいと考えるサービス提供業者は増加しているようだ。
この問題は、かなり以前から続いている。
●コインジョインとビットコイン(BTC)は交換所にとって未だ議論の的
何らかの理由で、一部の交換所はコインジョインと関係したアカウントからの入出金を好まない。
入金については、ある程度理解できる。
長年にわたり、交換所を介した違法なビットコインの動きは多い。
しかし出金については、この判断は少し奇妙だ。
例えばパクソスは、ビットコイン・ミキシング・サービスを介した自社プラットフォームからの出金についてユーザーに通知している。
その資産が既にユーザーのウォレットに到着していることを考えると、こうした通知は好ましいものでも正当なものでもない。
一旦自身が秘密鍵を持つウォレットに資産を移せば、交換所はもはやこの件について発言権を持たない。
理由は不明だが、一部のプラットフォームはそれでもその資産が自らの責任下にあると考えている。
そのため、今後より多くの交換所がこうした行動に出る可能性を考えなければならない。
普通のビットコイン利用者にとって、自分の資産の扱い方を警告されるのは、銀行が資金の使い方を知らせてくるようなものだ。
(イメージ写真提供:123RF)
This story originally appeared on NULLTX.
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