ビットコインゴールドが2度51%攻撃を受けるも、20%上昇

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 17年にビットコイン(BTC)からフォークした仮想通貨であるビットコインゴールド(BTG)は26日、再度51%攻撃を受けたと認めた(正確には1月23日に2度の攻撃)。しかしビットコインゴールドは直近24時間で約20%上昇しており、投資家は心配していないようだ。

 UTC(協定世界時)で27日午前10時31分時点で、時価総額第35位の仮想通貨であるビットコインゴールドは1BTG=12ドル付近で取引されている。直近1週間でも15%、1カ月間では129%上昇している。

 BGO(ビットコインゴールド・オーガニゼーション)は26日、これらの攻撃で「預金が交換所に戻された」と発表した。最初の攻撃では約1900ビットコインゴールド(2万3200ドル)が、2度目の攻撃では5267ビットコインゴールド(6万4400ドル)が戻されたという。しかしハッカーがこの通貨を交換所で清算できたかどうかはまだ分からない。

 BGOは、「ハッカーが交換所から利益を引き出せたかどうかは分からない」と付け加えた。

 BGOは、交換所のリスク管理システムによって「一方あるいは両方の攻撃は失敗した」と考えていると述べた。

 実際のところ、ビットコインゴールドに51%攻撃が仕掛けられたのはこれが初めてではない。18年5月にも攻撃を受けており、23日の攻撃でも明らかだ。

 同チームはさらに、市場のハッシュパワーを厳重に監視していると弁明した。

 同チームは、「我々はBC(ブロックチェーン)及びハッシュパワー市場を厳重に監視している。これらの攻撃のハッシュパワーがナイスハッシュを経由している証拠がある」と述べた。

 ナイスハッシュはハッシュパワーのオンライン市場で、高価なハードウェアに投資する必要なく、期間限定で所定のハッシュパワーを購入できる。そのため51%攻撃、つまりネットワークのハッシュパワーの少なくとも51%を掌握しようと企てる攻撃者に利用される場合がある。

 小規模で脆弱性がある仮想通貨では51%攻撃は成功するかもしれないが、一般的にはビットコインやイーサリアム(ETH)のような大規模な仮想通貨では採算が取れないと考えられている。

 51%攻撃の理論的費用を追跡しているウェブサイトのクリプト51によると、理論的にはナイスハッシュのようなサービスで必要なハッシュパワーのほぼすべてを購入できるという意味で、ビットコインゴールドは脆弱性のある仮想通貨だという。さらに、こうした攻撃1時間に掛かる費用は推定765ドルであり、これに対しビットコインを攻撃する場合の費用は67万5000ドルだ。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/bitcoin-gold-suffers-two-51-attacks-btg-rallies-20-5632.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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