ETHは19年における仮想通貨の「最も適切な指標」

93014342_s.jpg

 バイナンス・リサーチの新たな研究によると、時価総額第2位のデジタル資産であるイーサリアム(ETH)が、19年における「仮想通貨市場の最も適切な指標」だったという。

 同社によると、イーサリアムは19年の間他のデジタル資産と「中央値でみて最も高い相関」を示し、平均相関係数は0.69だった。

 この研究において、相関係数が0.5を超える資産は強い正の関係を持ち、-0.5を下回る資産は強い負の関係を示すとみなされた。この数値が大きいほど、相関が強い。

 カルダノ(ADA)とイオス(EOS)は相関係数がそれぞれ0.65と0.66で、イーサリアムに次ぐ大きさだった。これに対し、19年において相関が最も低かったデジタル資産は相関係数0.31のコスモス(ATOM)で、チェーンリンク(LINK)とテゾス(XTZ)がこれに続いた。

 このレポートではさらに、トレーダーと投資家が資産分散を達成するためにこの知識がどう役立つかも説明された。

 このレポートには、「2つの資産のリターンが正の相関を示せば、それらの資産は同方向に動く傾向があり、同種のリスクを共有していることになる。一方、2つの資産のリターンに負の相関があれば、それらの資産は逆方向に動き、一方の資産をもう一方の資産のヘッジとすることができる」と記されている。

 しかしバイナンスは、過去数年間多数の仮想通貨アナリストが指摘してきたように、全体的に見ると全ての暗号資産は引き続き「互いに高い相関」を示していると結論付けた。しかしそれでも、19年第4四半期にはこの相関が「若干減少した」という。

 1月に報じられた通り、仮想通貨交換所を運営するSFOXの研究でも、暗号資産間の相関の減少が見いだされた。しかし同社は当時、仮想通貨分野の相関の減少が20年に続く新たなトレンドの始まりなのかどうかはまだ分からない、と指摘していた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/ethereum-was-the-most-relevant-benchmark-for-crypto-in-2019-5602.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ
ICOレーティングについて