ダボスの専門家、規制がトークン化開放の鍵と発言

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 ダボス会議に参加したBC(ブロックチェーン)業界関係者らは、デジタルトークンはビジネスとアートの世界を変革し、「アンディ・ウォーホル氏の絵画を100万枚のトークンに分解」できるようになる可能性があると考えている。

 業界の専門家らは、21日にダボスで開催された世界経済フォーラムの年次総会で行われた「トークン資産からトークン経済へ」と題されたセッションで発言した。

 パネリストらは、トークン化によって非流動資産が世界的規模で入手しやすくなる可能性がある点に同意した。彼らは、こうした動きは世界中の経営者の資本へのアクセスを民主化する可能性があるが、規制だけがトークン関連の新たな金融リスクの出現を軽減できると述べた。

 ステーブルコインのUSDコイン(USDC)を運営している米サークルのジェレミー・アレール共同創業者兼CEO(最高経営責任者)は、米ドルも金もすでにトークン化されており、「より複雑な資産」、つまり価値のある芸術作品やスター選手の収入、トークン化されたカーボン・クレジットがこれに続くだろうと述べた。

 アレール氏は、世界中の経営者による資本へのアクセスという点で「前例のない水準の民主化」がもたらされる可能性について語った。

 同氏は次のように述べた。

 「資本市場は非常に効率的だが、参加者(の数)は極めて限られている。基本的には、数百万社のうち数千社だ。新興企業や起業家による資本へのアクセス(...)は限られている」

 MIT(マサチューセッツ工科大学)でデジタル通貨イニシアチブ担当ディレクターを務めるネーハ・ナルラ氏は、「より安価で迅速な」方法で「ウォーホル氏(の絵画)を100万枚のトークンに分解し(...)さらに世界中の何千枚もの絵画をそのように処理する」ことがトークン化により可能になると述べた。

 ナルラ氏は、複数の課題がこうしたトークン化の推進を妨げる可能性があると認めた。

 同氏は次のように詳述した。

 「我々は消費者保護を望んでいる。我々は市場の整合性を望んでいる。資産の発行者は、それらの資産が正確に何を表しているのかに関する情報を公開すべきだ」

 ナルラ氏は、出資者はトークンが「本当に現実世界の資産と結びついているのか」を確認したいと考えていると付け加えた。同氏は、「これには一定の規制が必要だ。我々はまだ、トークン化資産のための法律を作ろうとしている段階だと思う」と述べた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/davos-experts-say-regulation-is-the-key-to-unlocking-tokeniz-5590.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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