ザ・リップル・ドロップ:スウェル2019の現場

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 今回のザ・リップル・ドロップでは、シンガポールで開催されたスウェル2019の現場を案内する。我々は、ゴーランスのマイケル・ブルックスCEO(最高経営責任者)といったリップルネットの顧客と、ODL(オンデマンドの流動性)が事業に与える影響について話し合った。また、セレントで企業金融担当の上級アナリストを務めるアレンカ・グリーリッシュ氏は、2019ブロックチェーン・イン・ペイメンツ・レポートの調査結果を明らかにした。

●スウェル2019:ODLは革新的

 世界中の重要な送金経路から集まったリップルネットの顧客は、19年11月にスウェル2019に出席した。リップルでカスタマー・サクセス担当のSVP(シニア・バイスプレジデント)を務めるマーカス・トリーチャー氏は、ODLの利用によってデジタル資産のXRP(XRP)を用いて事前積立口座を無くすことに顧客は喜んでいると説明した。

 スウェル2018でODLを立ち上げた後、このサービスは顧客からの大きな関心が寄せられ、大きく成長した。19年の第1四半期から10月末の間に、同ネットワーク上のODLを用いた取引は7倍を超えた。

 ゴーランスの創業者兼CEOのマイケル・ブルックス氏のようなアーリー・アダプターにとって、ODLの価値は明白だった。ブルックス氏はこのイベントにおいてODLの影響に関する討論会で壇上に上がり、自社のフリーランサー網がリップルネットのODLに依存している理由を議論した。

 ブルックス氏は、「フィリピンのような最大の機会をもたらす最も困難な一部の地域への迅速な決済に役立てられるため、リップルネットは素晴らしい」「支払う相手が5000人いれば、5000人がそのお金をすぐに必要としている。リップルと協力することで決済をより早く届けることができ、週末の縛りも無くなる。これは我々の事業に大きな影響がある」と述べた。

●はずみ車は動き出した:2019ブロックチェーン・イン・ペイメンツ・レポート

 スウェル2019の開催中にブロックチェーン・イン・ペイメンツ・レポートという第2回年次報告書が公開された。このレポートの調査結果によって、金融サービス提供業者によるBC(ブロックチェーン)を用いた決済が普及していることが明らかになった。

 セレントで企業金融担当の上級アナリストを務めるアレンカ・グリーリッシュ氏は、この調査結果は銀行と決済提供業者が既にBC技術に参入していることを示していると説明した。

 「釣鐘曲線状の普及を考えると、イノベーター、アーリー・アダプター、アーリー・マジョリティ、レイト・マジョリティ、そしてラガードが存在する。アーリー・アダプターからアーリー・マジョリティ段階への移行が最も難しいポイントだ」「回答者の35%が実働中だと答えているので、我々は壁を越えたことになる」とグリーリッシュ氏は述べた。

 グリーリッシュ氏は、業界の重いはずみ車は最初の回転を遂げるために大量のエネルギーを必要とすると説明した。ユーザーにとってのその技術の価値が業界を採用へと向かわせ、車を回し始めた。

 「最初の回転は確認され、はずみ車が今動き始めている」。「実装のしやすさ、規制の透明性、そして恐らくはデジタル資産による後押しが関係している」とグリーリッシュ氏は述べた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://ripple.com/insights/the-ripple-drop-on-the-ground-at-swell-2019/

This story originally appeared on Ripple Insights.

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