ラテンアメリカの銀行が仮想通貨交換所の口座閉鎖を進める

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 ラテンアメリカで仮想通貨交換所が国内銀行との激しい争いにますます巻き込まれており、多くの銀行が交換所との取引中止に動いている。

 ブラジルの大手銀行であるブラデスコ銀行はブラジル仮想通貨・BC(ブロックチェーン)連盟との争いに勝利したように見える。同連盟は国内複数の仮想通貨交換所によって構成されている。19年に同連盟に所属する交換所の口座をブラデスコ銀行とその他の銀行が閉鎖した後、この問題が外部裁定に送られていた。

 当時、銀行はブラジルの交換所で資金洗浄による違反が起きている可能性を懸念していると述べていた。

 Criptonoticasによると、上述の争いはブラジルで企業競争を担当するCADE(経済防衛評議会)に送られ、銀行に有利な判決が下された。

 上述の判決は「矛盾、分かりにくさ、見落とし」に満ちているという理由から、仮想通貨・BC連盟は19年12月に上訴を行った。また、同連盟はCADEは仮想通貨に関係する問題について判決を下す権限を有していないと主張しており、銀行と直接和解することを望んでいた。

 しかし、ブラデスコ銀行は既に正式な回答を同連盟に送り、提案された条件を断りながら以下のように主張している。

 「(仮想通貨・BC連盟によって)指摘され、存在するとされている矛盾、見落とし、分かりにくさは規制当局によって全て正しく対処されている」

 一方で、チリにおいては、BCI(Bcnco de Credito e Inversiones)がブラジルの銀行を手本にしたようであり、同国最初の仮想通貨交換所であるChilebitの口座の閉鎖に動いた。

 12月中旬にChilebitに送られた書簡によると、BCIは同交換所に対し15日以内に同銀行との取引を終了するよう述べ、特にその理由は与えなかった。

 しかし、ラテンアメリカでの運命を嘆いている仮想通貨交換所にはかすかな希望の光が存在する。スペインのサンタンデール銀行がブラジルの仮想通貨交換所であるメルカド・ビットコインの口座を閉鎖した後、同交換所はサンタンデール銀行に対して訴訟を起こした。その後、上訴を経て、裁判所はメルカド・ビットコインに対して有利な判決を下している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/latin-american-banks-intensify-closure-of-crypto-exchange-ac-5476.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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