19年のBTCのボラティリティ、同資産の「価値の保存」に関する疑問を提起

93972503_s.jpg

 ビットコイン(BTC)の19年は1BTC=3600ドルで幕を開け、その後買い方からの上昇圧力を受けた。これにより19年上半期にビットコインは上昇した。しかし19年下半期は売り圧力が勢いを増した。危うい市場の動きにもかかわらず、ビットコインは投資家に93.8%の利益をもたらし19年を終えた。SFOXのレポートによると、対前年比でのビットコインの利益はS&P500や金を上回ったという。

 このレポートによると、ビットコインはS&P500と金のいずれともほとんど相関しておらず、過去6カ月間の30日間相関の平均値はそれぞれ0.037と0.149だった。同レポートには次のように記されている。

 「しかし、これ単独ではデータセットが小さく、現時点では20年6月と9月のビットコイン・オプションに約70%という大きなインプライド・ボラティリティが既に織り込まれているため、これらのデータの示す傾向が20年にも継続するかどうかは不透明である、という点に留意する必要がある」

 ボラティリティの他に、ある資産の平均利益をその資産のボラティリティで割った値であるシャープ・レシオを見ると、19年のビットコインは1.74で、S&P500は2.54だった。従って、これらの資産の利益をリスクで調整すると19年にS&P500はビットコインを上回るパフォーマンスだったことになる。しかし同レポートは、19年中盤にボラティリティが高まったもののビットコインと他の仮想通貨の30日間ヒストリカル・ボラティリティは比較的低い水準で19年を終えたと指摘している。

 「ビットコインは30日間ヒストリカル・ボラティリティ32.05%で19年を終えた。これは19年全体の下位10%に入るボラティリティだ」

 ビットコインはプラスの利益で19年を終えた。しかし同通貨のボラティリティは、その「価値の保存」機能に疑問を投げかけているかもしれない。

(イメージ写真提供:123RF)

https://eng.ambcrypto.com/bitcoins-volatility-in-2019-raises-questions-about-assets-store-of-value/

This story originally appeared on AMB CRYPTO.

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ
ICOレーティングについて