仮想通貨イーサリアム、PoS採用のETH2.0移行を早める提案=ヴィタリック氏

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●ヴィタリック氏が新たな提案
仮想通貨イーサリアムの共同創設者Vitalik Buterin氏が、イーサリアム1.0(ETH1.0)から2.0(ETH2.0)への移行を早める方法を提案した。

具体的に今回提案されたのは、PoWのコンセンサスアルゴリズムを持つチェーンを並行運用する案を廃止し、ETH2.0実装の第一段階となる「ビーコンチェーン」に全てを移行させることでスケジュールを早める方法だ。今回の方法を実施すれば、チェーンの再構築が簡素化されるという。

Buterin氏は、今回の方法を実施する必要条件を2つ提示した。1点目はステートレスなクライアントソフトウェアの利用。これは、各ブロックに署名領域(Witness)を生成するだけでなく、ブロックと署名領域の認証を行うためだ。もう1点は、署名領域のサイズを1〜2MBに制限するために、ETH1.0のプロトコルを変更することである。

この2の条件を満たした上で、ETH1.0をETH2.0のシャード0として稼働させる。バリデーター(承認者)は希望に応じて、ETH1.0のシステムの方に参加することも可能だ。その場合、ビーコンチェーンのノードとしてだけでなく、ETH1.0のフルノードである必要があるという。

今回の提案には早速反応も見られるが、正式に採用されるかは不透明な状況にある。ETH2.0への移行はこれまで延期を繰り返してきたが、今月に入り、ETH2.0のフェーズ0が最終テスト段階に入った。

今月15日には、イーサリアム財団の研究者で「イーサリアム2.0」の開発に携わるJustin Drake氏が、イーサリアム誕生から5周年となる7月30日が、ジェネシスブロックのローンチ日として自然な候補ではないかと提案している。

関連:「イーサリアム2.0」のローンチ日、仮想通貨ETH5周年記念日を提案

参考資料:Ethereum Research

(イメージ写真提供:123RF)

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CoinPostに掲載された記事を、許可を得て転載しています。

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