大手企業支援のErisX、小口投資家向けBTC先物を立ち上げ

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 米国の大手仲買会社TDアメリトレードが支援する規制下にあるデリバティブ取引所のErisXが、小口投資家によるビットコイン(BTC)先物への関心の高まりを受け、17日に「デジタル通貨先物商品」を立ち上げる予定だ。

 同取引所のポートフォリオには現在、自社の現物決済ビットコイン・デリバティブが含まれている。

 同取引所は、「ErisXの現物引き渡しビットコイン先物は、仲介業者に適したデジタル資産モデルを構築するための次の一手だ。CFTC(米商品先物取引委員会)の規制を受けた当社のDCM(指定契約市場)及びDCO(デリバティブ清算機関)を通じて取引と清算を行うこの先物は、スポット市場と共に革新的で統一されたプラットフォームで取引され、価格の透明性と担保の効率性を提供する」と述べた。また同交換所は、CT(中部時間)で17日の午前8時(協定世界時で午後2時)にデジタル通貨先物商品の取引を開始し、CTで月~金曜の午前8時から午後4時に市場を開くと16日に発表した。

 一方、TDアメリトレードの先物・外国為替担当マネージング・ディレクターであるJ.B.マッケンジー氏は、ErisXへの出資が発表された18年10月に、このプラットフォームはイーサリアム(ETH)やライトコイン(LTC)といった他の仮想通貨の先物取引を顧客に提供する可能性もあると語っていた。

 ErisXは19年4月、ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコインのスポット市場を立ち上げている。

 TDアメリトレードは、適格な顧客は自社プラットフォームでビットコイン先物を取引できるが、最低2万5000ドルの口座を保有しているなどの要件があると説明している。これは一部の人々にとっては難しい条件かもしれない。ErisXで仮想通貨先物を立ち上げることで、同社は潜在的な顧客ベースを、資産の一部を仮想通貨に配分したい小口投資家に拡大している。

 ErisXはまず月単位と四半期単位の契約を提供する。取引単位は0.1ビットコイン(688ドル)で、ポジション上限は20万枚だ。一方、競合するデジタル資産取引プラットフォームのバックトは日単位と月単位の現物引き渡しビットコイン先物を提供しており、取引単位は共に1ビットコインでポジション上限は10万ロットだ。バックトのポートフォリオには、月単位のビットコイン・オプションと月単位の現金決済ビットコイン先物も含まれている。

 TDアメリトレードは、資産総額1兆ドルを超える1100万件の顧客口座に投資・取引サービスを、6000社を超える独立RIA(登録投資顧問会社)に保管サービスを提供している。同社は19年7月にクリプトニュースに対し、17年にビットコイン先物商品を立ち上げてから「大きな関心」が寄せられており、19年には6万名の顧客が自社プラットフォームで「何らかの仮想通貨商品を取引した」と語った。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/giant-backed-erisx-launches-bitcoin-futures-for-small-invest-5331.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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