スウェル2019:BC採用とイノベーションが加速

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 スウェル2019における議論とプレゼンテーションは、現代の企業がBC(ブロックチェーン)技術を導入する多数の手法を中心に展開された。しかし、この技術の採用はどれほどの広がりを持つのか?

 同イベントを締めくくる談話において、リップルでグローバル販売戦略・事業担当のVP(バイス・プレジデント)を務めるジェームス・ウォーリス氏とセレントで法人金融担当の上級アナリストを務めるアレンカ・グリーリッシュ氏は、ブロックチェーン・イン・ペイメンツ・レポートという第2回年次報告書における採用についての主要な成果を発表した。

 同レポートでは、複雑で、信頼性が無く、高額な国際送金処理を克服するために決済サービス提供業者がBC技術とデジタル資産をどのように利用しているか、あるいは利用する計画を立てているかが調査された。

 19年の調査結果では、金融サービス提供業者によってBCを用いた決済が普及していることが明らかになった。グリーリッシュ氏は、「新しい技術にとって最も難しいポイントは、アーリー・アダプターからアーリー・マジョリティへの移行にある。19年は回答者の35%が実働中だった。我々は採用の壁を乗り越えたのだ」と説明した。

 ウォーリス氏は、「BCは現実のものになっている。これは重要なメッセージだ。この採用の急増は、決済におけるBC利用の価値と実現性が証明された本当の証拠だ」と述べた。

 本番環境におけるBCの機能の実証は、広く普及する最初のきっかけとなった。グリーリッシュ氏によると、次の目標は同技術のスケーラビリティにあるという。「スケーラビリティと最終的な採用速度の向上は、導入の簡素化や規制の明確化といった要素に左右される」。

 ウォーリス氏は、しかし結局のところBC普及の軸は信頼性にあると述べた。好調な採用は、顧客と提供業者がBC技術の価値と実現性を証明したことを示している。これに加えて、信頼性も勝ち取られた。

 他のユースケースでBCを活用するには、BCへの信頼が不可欠だ。グリーリッシュ氏は、「BCと送金を利用して成功することは、中小企業や少額決済への自然な足掛かりになると思われる。これらは回答者も参入したい主なプロダクトとして挙げている」と述べた。

 またウォーリス氏は、BCがセキュリティとアイデンティティに革命を起こすと考えている。「自分のアイデンティティや好み、診療歴、財務歴に関する情報、すなわち融資などのサービス提供を判断するために許可に基づいて他の誰かに共有されるあらゆる情報、を保持できることを考えると、私にとってそれは別の大変革をもたらす。実際、決済とアイデンティティを組み合わせることは、BCにとって素晴らしい用途になると思う」。

(イメージ写真提供:123RF)

https://ripple.com/insights/swell-2019-fueling-blockchain-adoption-and-innovation/

This story originally appeared on Ripple Insights.

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