BTCのボラティリティは20年に減少、1万ドルは「時間の問題」

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 BI(ブルームバーグ・インテリジェンス)が公開した最新のレポートによると、ビットコイン(BTC)のボラティリティ(変動率)は20年に減少が見込まれている。また、弱気相場から強気相場への移行は恐らく終わるが、仮想通貨は上昇し続ける可能性が高いという。

 ビットコインの急速な上昇は高いボラティリティと密接に関連していたが、仮想通貨が普及するにつれて「放物線状の上昇は終了する」。BIで上級コモディティ・ストラテジストを務め、このレポートの著者であるマイク・マクグローン氏は、180日間ボラティリティの史上最低値は15年10月の41%だが、20年にはこの水準に戻ると予想した。

 「供給が限られているデジタル準通貨であるビットコインの普及拡大によって、20年及び今後10年間のビットコインの価格見通しは好転している。19年はビットコインが仮想通貨市場版の金へ移行する過程だった」。「ボラティリティが減少する中、この成熟プロセスは継続するはずだ。ビットコインは金と同様に弱気相場を引き返しているが、その仲間(アルトコイン)の多くは下方向へのベータ値を増加させている。20年のビットコインは、1BTC=6500ドルが良好なサポート、1万ドルが最初のレジスタンスになると予想されている」と同氏は述べた。

 同氏によると、機関投資家からの関心の高まりと投資手段の増加(先物、オプション、バックト)は、この成熟プロセスの一環だという。

 「値幅はますます狭まっているようで、6000-1万2000ドルが釣鐘曲線の大半を占めている」とマクグローン氏は述べた。

 ブルームバーグのアナリストである同氏は、通常の市場の成熟で示唆されるように、17年の約2万ドルという高値を超えるには時間がかかると指摘した。しかし「ビットコインが1万ドルに達するのは時間の問題」であり、「ビットコインは20年に、19年の約100%という上昇を上回ることができる」という。

 このレポートには、「18年6月に調整局面が始まってから、ビットコインが最も広く取引されている価格は釣鐘曲線のピークである約6500ドルだ。この水準を上回ったことで弱気相場の終了が示唆された。そしてこの水準に戻れば、持続的な強気相場が再開するまでレンジ内での動きが続く前触れとなる」と記されている。

 ビットコインとテザー(USDT)は「市場の厚みを競う争いに勝利した。主要なステーブルコインであるテザーは多くのアルトコインが抱える多数の問題を表している。それらは通貨とみなすにはボラティリティが高すぎるが、それによりビットコインの魅力が高まっている」と同氏は述べた。

 テザーの時価総額が増加するとビットコインとアルトコインのかい離が広がるため、テザーの普及は多くの暗号資産にネガティブな影響を与え、「金と対等な唯一のデジタル資産」であるビットコインにポジティブな影響を与える、と同氏は述べた。

 同氏はまた、ビットコイン取引は上昇バイアスを持つ金をより忠実に模倣するようになるだろうと付け加え、「ビットコインは他の仮想通貨との普及競争に勝ち、価値の保存手段として注目を集めている」と語った。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/bitcoin-volatility-to-drop-in-2020-usd-10k-just-a-matter-of-5265.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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