「中国のCBDCはすでにペイパルやリブラより優位」と中国の研究員

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 中国は米ドルの支配を弱らせるために動き始めている。

 最近のレポートによって、中国がデジタル資産産業において同国の不換紙幣である人民元の利用を米ドルに対して増やそうとしていることが明らかになった。

 米ドルはグローバルな決済部門において大きな支配力を有しているため、中国はデジタル資産産業においてはより優れた実績を作ろうとしていると市場関係者は示唆した。

 中国人民大学フィンテック研究所の上級研究員であるYang Wang氏は以下のように述べている。

 「中国はデジタル通貨技術に関しては間違いなくトップに位置している」

 Yang氏は中国の中央銀行によって開発されたDC/EPと呼ばれるCBDC(中央銀行発行デジタル通貨)がこの記事の投稿時において最高で22万TPS(処理速度)を記録しており、それぞれ4万TPS、1000TPSを現在記録しているペイパル及びリブラを上回ったことも明かした。

 上述のデータは中国が現在急速に仮想通貨技術に関して前進していることを示している。Yang氏は中国は安全面であろうと速度であろうと徹底的に追及するとも述べた。

 中国が米国に対して有している主な強みはその人口だ。研究者はもし中国が同国のデジタル通貨を約14億人の間で広めることができれば、中国のデジタル通貨は市場のトラフィックにおいて競合通貨を上回るだろうと考えている。

 しかし、Yang氏は中国が米ドルの支配を追い払うだろうという予測はせず、中国政府によるデジタル通貨は米政府からの妨害に何度か直面するだろうと述べた。

 上海に拠点を置くBC(ブロックチェーン)の専門家であるCao Yin氏は中国メディアに対して以下のように述べている。

 「クリプトトークン戦争が来年勃発し、中央銀行や政府だけでなく、フェイスブックのような多国籍企業や国境をまたぐ大手金融機関も『兵士』になるだろう。この争いは想像を超えるものになるだろう」

(イメージ写真提供:123RF)

https://eng.ambcrypto.com/chinas-cbdc-already-holds-advantage-over-paypal-libra/

This story originally appeared on AMB CRYPTO.

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