元ECB総裁が「ビットコインは真の通貨ではない」と主張

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 中国の仮想通貨産業への参入には複数の人が注目した。それを仮想通貨普及の触媒と考える人もいれば、中国が仮想通貨技術を利用することで金融部門で指導力を得るだろうと考えている人もいる。フェイスブックのリブラも広く議論されているトピックであり、最近では欧州連合が中国とフェイスブックに金融を支配されることを恐れてECB(欧州中央銀行)に対して公的なデジタル通貨を発行するよう促している。

 ECBはまだこの問題について検討中であるものの、元ECB総裁のジャン=クロード・トリシェ氏は自身が仮想通貨、特にビットコイン(BTC)に対して前向きではないと公に主張した。

 政府関係者が仮想通貨とビットコインの可能性について語ることは珍しくなく、米国大統領も含め世界中の最も有力な関係者がこれまで公にビットコインを否定してきている。トリシェ氏もこの例に倣い、「ビットコインに強く反対だ」と述べた。財新メディアの第10回カンファレンスにおいて、トリシェ氏は以下のように述べた。

 「私達は少し自己満足になっていると思う。ビットコインそれ自体は真の通貨ではなく、通貨が有すべき特徴を保有していない」

 仮想通貨が通貨もしくは金融部門の未来であると推測した者もいるが、トリシェ氏はこの考え方を疑っている。

 フランス銀行総裁も務めたトリシェ氏は仮想通貨の投機的性質を指摘し、以下のように述べた。

 「仮に(仮想通貨)がいくつかの資産に裏付けされているはずの場合でも、多くの投機を目にする。これは健康的ではない」

 フェイスブックのリブラも(主に規制当局から)多くの注目を得ているためコメントを受けた。トリシェ氏はリブラについてビットコインと同様に考えており、リブラに「強く反対している」と述べた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://eng.ambcrypto.com/bitcoin-isnt-a-real-currency-asserts-former-ecb-president/

This story originally appeared on AMB CRYPTO.

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