カナダの2取引所、ユーザーが資金にアクセス不可

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 カナダの金融当局は仮想通貨取引所の一つを管理下に置き、もう一つの取引所を調査中だ。

 カナディアンプレスなどの複数のカナダメディアによれば、10月末週に、ブリティッシュコロンビア証券委員会はバンクーバーに拠点を置くアインシュタイン取引所を「多くの顧客から資金にアクセスできないという苦情を受けている」として当局の管理下に置くように最高裁判所へ依頼した。

 裁判所は11月1日にその申請を受け取り、監査法人のグラントソントンに暫定受取人として、同取引所の資産保全を依頼した。監査法人は、裁判所により発行された「差し押さえ」に関する法的資料を示した。

 同委員会によれば、同取引所は1240万ドル相当の顧客資金を保持している。そして、当局によれば、アインシュタイン取引所の弁護士は「利益不足により」30から60日以内に閉鎖する予定と通知した。

 また、ナナイモに本店を置くezBtc.caの顧客も問い合わせをしている。当局によれば、「顧客資産がリスクにさらされている」可能性も指摘されている。

 ezBtc.caとアインシュタイン取引所のウェブサイトは現在ダウンしており、後者については10月以来ソーシャルメディアへの投稿がされていない。不満がある顧客はezBtc.caのフェイスブックアカウントに対して、数週間、取引所の不祥事に対して申し立てをする投稿を行なっている。

 ezBtc.caの顧客によれば、数カ月間にわたり取引所から何の便りもなく、メールの返信もない。

 バンクーバーに拠点を置く取引所が当局の管理下に置かれるのはこれで2度目だ。18年にCEOが変死して、2億ドル以上の資産に11万5千人の顧客がアクセスできなくなったクアドリガCXを思い出すだろう。

 同委員会は、仮想通貨取引所は規制されておらず、他の規制業種に比べて投資家保護ができていなかったと述べた。

 多くのプロが以前から強調しているように、仮想通貨ユーザーは自身のコインに対するプライベートキーをレッジャーやTrezor、キープキーなどのハードウェア・ウォレットのようにオフラインで保持するべきだ。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/canada-regulator-probes-two-crypto-exchanges-puts-one-in-rec-5001.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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