ロシアのズベルバンク、国際送金アプリで仮想通貨に対抗

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 ロシアの大手銀行ズベルバンクが、新たに低コストな国際送金ソリューションを導入した。これにより、国際取引で仮想通貨に対抗できるとの考えだ。

 一時はロシアの金融分野で仮想通貨を最も支持していた同行は、19年に規制体制の欠如を理由として仮想通貨から撤退すると発表していた。

 しかし、レットノウ・ニュースの報道によると、ズベルバンクはあるソリューションの詳細を明らかにしたという。同行はこのソリューションによって少なくとも1つの金融分野で仮想通貨が不要になり得ると考えている。

 同行は、個人口座と法人口座に対し1%の委託手数料で「世界中どの国への支払いも処理」できるというプラットフォーム用のモバイルアプリをリリースする予定だ。このプラットフォームによって、ユーザーは1日当たり最大で約4700ドルを送金可能となる。

 レットノウ・ニュースはロシアの決済企業クロノペイの創業者であるパべル・ブルブレフスキー氏が、ズベルバンクのソリューションは「実に画期的」だと語ったと報じた。

 同氏は次のように述べた。

 「この動きでロシアにおける仮想通貨の需要がある程度減少しても驚きではない。仮想通貨が資金の引き出しに使われていることはよく知られている。多くの場合、(仮想通貨)取引の合法性やその他の面に問題はない。それよりも、(人々が国際取引に仮想通貨を選ばざるを得ない理由は)海外取引の手続きの役所的な複雑さにあることが多い」

 ズベルバンクは19年、ロシアの顧客に通知を出し、仮想通貨による収入をロシアの税務当局に申告するよう求めた。

 以前報じられた通り、国際取引にビットコイン(BTC)やアルトコインを検討する企業や個人が増加する中、金融企業は手数料を削減し取引時間を短縮するための取り組みを強化している。

 リップルは10月、仮想通貨取引の俊敏さと有効性を強調する広告を公開した。同社はズベルバンクが提案しようとしているものによく似たプラットフォームを提示しているようだ。

 リップルの18年のブランド認知広告では恐らく、銀行分野における従来の国際取引が抱える低速で、高コストで、非効率的な性質が揶揄されていた。

 それでも仮想通貨支持者の多くは、ズベルバンクのソリューションを含む従来型のどの銀行プラットフォームと比べても、取引速度が速く、手数料も恐らくまだ安く、取引サイズに制限がなく、24時間年中無休で動く仮想通貨のほうが優っていると主張するだろう。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/russia-s-sberbank-takes-on-crypto-with-cross-border-money-tr-4952.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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