アダム・バック氏「ビットコインを更に安全に保管する方法があるはずだ」

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 カナダを拠点とするブロックチェーン企業BlockcstreamのCEOアダム・バック氏が、同社はビットコイン(BTC)の保持者がより安全にBTCを保持できるような方法を模索しているという。

 ベルリンのライトニングカンファレンスでのインタビューで、プライバシーとセキュリティの重要性について述べた上で、「バックアップを管理するのは普通の人にとって困難なことだ」と発言した。そのため現在、トレードオフが存在するという。つまり、ユーザーは交換所とそのウォレットを使用でき、パスワードを紛失したときには交換所に再発行を申請できるが、この場合はウォレットに対する完全なコントロールをユーザー自身が持っているわけではないということだ。もし交換所がハックされてしまったら、ユーザーの資産はなくなってしまう。

 一方で、Blockstreamのグリーンウォレットはマルチシグネチャーと2要素認証を搭載するスマートフォンウォレットであり、ユーザーの秘密鍵とサーバーの2つともがトランザクションに署名する必要がある。もしデバイス自体をなくしてしまった場合も資産にアクセスできるような仕組みがあると、バック氏は言う。しかし、ユーザーが秘密鍵をなくしてしまった場合には、資産にアクセスすることは出来なくなる。

 バック氏は「将来的には、秘密鍵のバックアップを安全に管理しながらも完全なコントロールを持つことができる仕組みができる可能性はあると思っている」と述べた。同社は、もしユーザーが秘密鍵をなくしてしまっても資産へのアクセスをリカバリできるような、他の方法を調査しているという。

 「直感に反するようなことだが、我々は、ユーザー自身が鍵を持ち、2要素認証のような銀行並みの機能を持ったデバイスによる署名など、ユーザーの資産に対するコントロールと、バックアップを無くしてもリカバリできるような機能とを、どちらも同時に行えるようになるべきだと思う」とバック氏は付け加えた。

 BlockstreamはグリーンウォレットがTor(通信経路の特定を困難にする匿名通信手法)をサポートすることを発表し、IPアドレスの秘匿やプライバシーの保護を行えるようになっている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/adam-back-believes-there-is-another-way-to-safeguard-your-bi-4930.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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