リップル、話題になった仮想通貨広告の「続編」を公開

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 リップルが国際的な即時決済を宣伝する新たな広告を公開した。しかし、今回は既存の国際金融システムを揶揄してはいない。

 カリフォルニアに本社を置き決済技術に力を入れている仮想通貨系新興企業のリップルは、ツイッターに投稿しているように2カ国で「新たなブランド認知キャンペーン」を開始した。広告によると、この2カ国とは日本とタイのことだ。ユーチューブの動画説明では同社の意図が詳しく説明されており、「リップルの最新コマーシャルは、BC(ブロックチェーン)を基盤とする当社の技術によって顧客が恩恵を受ける一般的な事例を取り上げている」と記されている。

 この広告は、金銭をすぐに必要としている多様な(しばしば厄介な)状況下の様々な人々と、リップルの顧客向けサービスを通じトラブルから即座に抜け出す方法に焦点を当てている。この広告は、リップルのプラットフォームを通じ米ドルを送っている女性と日本円でその支払いを受け取っている工場労働者達で始まっている。男性が「届いた」と叫び、同僚も大いに喜ぶ。今回の広告では他の送金者や受領者もこのフレーズを繰り返しており、取引の容易さを象徴しているようだ。

 この広告では続けて次のような場面が描かれている。若い男性がタイの美術館で高価な花瓶を壊し、両親が米ドルからタイ・バーツへの即時送金を行い男性を助ける。日本の母娘がゾウ救出団体に送金する。アジアの製造業者への支払いにファッションデザイナーがCADを送信する。そして最後に、花嫁とホテル業者との対立が宇宙飛行士である花嫁の姉妹(仮想通貨業界の内輪ネタ)による大気圏外からの送金で解決され、結婚式が再開する。

 今回と前回の広告は共にユーモアがあり楽しい印象を意図しつつ、リップルのプラットフォームを通じた送金がいかに容易で高速かを強調し、特に前回の広告については伝統的な銀行システムを遅さを揶揄している。これが2つの広告の大きな違いで、前回の広告は旧時代的な金融システムに重点を置いている。しかし今回の広告は恐らくその続編で、国際決済と私生活や職場におけるその影響が主題となっている。前回の広告は「国際決済は分断している。リップルがそれを繋ぐ」というメッセージで終わっているが、今回の広告は「全ての人々に国際決済を供給する」というメッセージとリップルネットに参加している企業の一覧で締めくくられている。最後にはリップルの「届いた」ページも取り上げられ、そのページには、「国際決済は簡単になるべき」であり、だからこそ「世界中の何百社もの銀行と決済事業者がリップルの技術を利用している」と記されている。

 この広告のユーチューブのコメントは無効になっていないが、当記事執筆時点ではまだ投稿が無かった。しかしリップルのファンの多くがツイッターの投稿に反応している。多くの人々は、これはさらに多数の人々にリップルを紹介する役に立つ分かりやすい広告だと考えている。前回の広告と同じように、XRP(XRP)とリップルの決済システム、その両者のどれが宣伝されているのかについて若干の混乱があるようだ。

 一方、クリプトニュースが最近報じた通り、ソフトウェアからネットワーク構築に移行する中、リップルは自社サイトから主力商品への言及を削除した。リップルの担当者は、顧客層の拡大や規格と技術の発展を考慮すると、全てのプロダクトを1つのネットワークに組み込むことが自社とその商品の自然な展開だと考えていると語った。

 またリップルは最近、ネイティブトークンのXRPをより多くの人々に届けるための買収など、複数の発表を行っている。同社のCEO(最高経営責任者)は、リップルは銀行口座に3億500万ドルの現金を保有しており1週間で30件の取引を行っていると語った。

 UTC(協定世界時)で22日午前8時25分時点で、XRPは1XRP=約0.29ドルで取引されている。直近24時間では2.4%、直近1週間では2.4%上昇した。この1週間でセントスコアも5.5に上昇し、ビットコイン(BTC)と並んで時価総額上位10通貨中トップとなった。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/ripple-released-sequel-to-their-famous-crypto-ad-4908.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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