フィデリティ、ビットコインのカストディサービスを開始

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 米国に拠点を置く投資信託大手のフィデリティは、待ち望まれていた仮想通貨カストディサービスを導入した。

 同社は1年前に、機関投資家向けのカストディサービスとOTC(店頭)取引におけるトレード受付サービスを提供するフィデリティ・デジタル・アセッツという別会社を設立し周囲の評価を得た。フィデリティに関連するブロックチェーン関連サービスを専門に扱う会社だ。

 フィナンシャル・タイムズによれば、フィデリティは世界で資産運用会社として最大手の一つであり(同社ホームページによれば7.4兆ドルの総資産を扱う)、デジタルアセットに関連するカストディサービスとトレーディングサービスを提供開始した。この記事によれば、フィデリティ・インベストメンツのCEOアビゲイル・ジョンソン氏は、今回のサービス開始は分断され複雑な産業に恩恵を与え、大きく規制されたデジタルアセットの混沌とした世界における希少性から利益を得たい、とのことだ。

 ジョンソンによれば、「もしあなたが興味があり技術的に優れている場合、大した問題ではない。しかし、銀行あるいはブローカーなどとの関係性という観点では初期段階だ。まだ発展しているものではない。」

 また、カストディサービスの大きなセールスポイントは、特に仮想通貨業界でデジタルアセットの紛失やアクセス不可に直面する多くの問題を考慮した場合に、資産の継承ができることだ。仮想通貨取引所大手のコインベースは数十億ドル相当の顧客に関連するデジタルアセットを保管している。ジョンソン氏によれば、フィデリティはコインベースに比べて知名度が高いことが強みだ。

 ジョンソンは、仮想通貨には需要があり、価値があるビジネスだと考えている。しかし、フィデリティの個人投資家部門長のキャサリーン・マーフィー氏は、フィデリティは仮想通貨を取り扱うことについて、非常に慎重だ。彼女は、個人投資家は機関投資家よりも仮想通貨を取り扱う際に大きなリスクが生じることを示唆している。

 少なくとも今のところ、ビットコイン価格は今回のフィデリティに関連するニュースに対して反応はなかった。記事発行時点では、ビットコインは7939ドルで取引されており、1日前に比べて1.7%下落、1週間前に比べて4.71%下落、1ヶ月前に比べて22.27%下落の水準で取引されている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/big-news-fidelity-s-bitcoin-custody-solution-takes-off-4890.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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