バックトのビットコイン先物取引高、1日で約800%増加

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 少し困惑するような驚くべき展開だが、バックトのビットコイン(BTC)先物取引高が796%増加し、史上最高となった。

 これまでの取引高とは大きく差があり、活気のないスタートを切ったバックトにとって強気な復活のサインだ。9月23日に立ち上げられたバックトの初日の取引高はわずか72ビットコインだった。立ち上げへの期待や宣伝を考えると、これは不十分な結果と言える。その後、日間取引高は上下したが成長の兆しはほとんど見られなかった。しかし9日の出来高はかつてない規模となった。

 この急増の前日である8日の取引高はわずか25ビットコインで、バックトにとって寂しい1日だった。しかし9日にはこの数字がほぼ9倍となり、1日で224ビットコインが取引された。これはバックトにとって新記録だ。

●バックトの取引高急増の理由は?

 この大きな出来事は、ビットコインのスポット価格の上昇と相関している可能性が高い。ビットコインは9日に2週間ぶりの高値に上昇し、1BTC=8500ドルの重要な壁を突破。1日の上げ幅としては過去1カ月超で最大規模となった。

 ビットコインが8000ドル割れで悪循環に陥って以来、トレーダーは回復を望み続けている。皮肉にも、この下落はバックト立ち上げ時の不調な出来高に起因していた。

 イートロのマティ・グリーンスパン氏は当時CCNに対し次のように説明していた。

 「バックトによりウォール街でビットコインがデビューしたが、その取引高が期待外れだったことが主なきっかけのようだ。トレーダーは数カ月にわたってこの噂で大きな買いを入れていたが、今回のニュースで売り出したようだ」

 現在は状況が変わり、ビットコインはしっかりと運転席に座り、バックトはドライブをすっかり楽しんでいるようだ。

 この旅が続くかどうかはまた別の話だ。今のところ、バックトの出来高は好調な市況に大きく依存しているように見える。ビットコインが変動すれば(そうなる傾向は強い)、バックトは低迷するかもしれない。

●競合するCMEの建玉は不調

 一方、ビットコイン先物に関しバックトの主な競合相手であるCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)は建玉が低迷しているという。これは恐らくビットコインの下落が原因であり、これについてCMEはバックトを非難できる。

 バックト立ち上げに先立ちCMEは大きく成長し、オープンポジションの上限も2倍にしようとしていた。ビットコインが8000ドル割れに落ち込む前日の9月24日には、CMEは月間最高値となる1万4340枚の取引を記録したが、翌25日の取引は42%減の8181枚となっていた。

 スキュー・マーケッツのデータによると、CMEのビットコイン先物取引の未決済建玉は7-9月期に50%減少した。7月には未決済建玉が3億5000万ドルに増加していたが、この数字はその後急速に減少し50%減の評価額1億5000万ドルになった。

 何とも言い難いが、CMEはバックトのように反撃するかもしれないし、ICE(インターコンチネンタル取引所)の新商品がCMEのお株を奪ったのかもしれない。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.ccn.com/bakkt-bitcoin-futures-volume-soars-800-percent/

This story originally appeared on CCN.com.

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