リブラは「システム上重要な」決済プラットフォームになり得る―英中銀

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 フェイスブックの仮想通貨プロジェクトであるリブラが、イングランド銀行(英中央銀行)から通達を受け取った。中央銀行である同行は、この国際決済プラットフォームは英国において厳格な審査の対象となると明言した。イングランド銀行は8日の声明で、リブラは「システム上重要な」決済プラットフォームになる可能性があり、規制される必要があると述べた。

 同行の金融政策委員会は、英国の規制当局がリブラや他の決済企業の機能を調査し、それらに対し従来の規制を適用する際の問題に対処する予定だと約束した。同委員会は次のように述べた。

 「提案されたリブラ・システムの回復力は、リブラ協会とリブラ準備金に属する中核的要素の安定性だけでなく、バリデーター、交換所、ウォレット提供会社といったリブラ・エコシステムの他の企業が行う重要な関連活動の安定性にも依存する」

 これは基本的に、通常の当座預金口座の機能を果たすウォレットは安全対策や資本要件といった伝統的な規則に従う必要があることを意味する。フェイスブックのリブラのような暗号資産プロジェクトに対応する新たな法律を提案するというEU(欧州連合)の計画とは異なり、イングランド銀行の金融政策委員会は、新たな手段を作るのではなく既存の監査手段を通じてその方針を適用すると述べた。

 決済プラットフォームに関する英国の規制が現代的なものか確認するために、同国の大蔵省は既に実施されている政策の再調査も開始する予定だ。

 フェイスブックのリブラは最近、話題になり続けているようだ。ペイパルは4日にこのプロジェクトからの撤退を発表し、9日には米民主党上院議員2名がビザ、マスターカード、ストライプに書簡を出しリブラに対するスタンスを再考するよう要請したと報じられた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://eng.ambcrypto.com/libra-could-be-a-systemically-important-payment-platform-says-bank-of-england/

This story originally appeared on AMB CRYPTO.

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