TRXが1週間で11%上昇、仮想通貨業界は理由を憶測

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 トロンBC(ブロックチェーン)プロジェクトのネイティブ通貨であるトロン(TRX)は、直近1週間で12%上昇した。この上昇について、トロン財団による多数の日々の情報が要因か、あるいはジョン・マカフィー氏の最近の約束が要因かと、仮想通貨界隈では憶測が飛び交っている。

 UTC(協定世界時)で8日午前10時15分時点では、時価総額第11位のTRXは1TRX=0.016ドルで取引されており、直近24時間で3%上昇している。チャートを見ると9月26日の0.012ドルから徐々に上昇し、9月30日には勢いを増している。10月8日には小規模ながら上昇しており、多くの人々がTRXの最近の反騰の要因(あるいは原因)は何かと考えを巡らせている。

 途中に障害はあるだろうが、仮想通貨市場は現在全体的に上昇基調となっており、8日には上位20通貨の過半数が上昇した。

 大手仮想通貨交換所のバイナンスは9月30日に、10月1日からTRXのステーキングに対応すると発表した。さらに、トロン財団とトロン創業者であるジャスティン・サン氏はツイッターを頻繁に利用しており、無料配布や最近ではBTFS(ビットトレント・ファイルシステム)デーモンのインストールと設定方法など、1日に何度も更新情報や発表を投稿している。一方で、サン氏らはメディアムでは週次報告書を投稿している。最新の報告書には、トロンは「第3四半期にメインネットに50万人のユーザーを新たに迎え、メインネットのアドレス数は合計370万を超えた」というサン氏の発言が記されている。

 BTFSについて説明すると、サン氏とトロン財団は10月1日、BC業界へのさらなる分散化とより安価なトランザクションの提供を約束するBTFSメインネットの立ち上げを発表した。テストネットはトロンBCでのみ利用可能だったが、同財団は19年後半にはBTFSネットワークにビットトレントトークン(BTT)を統合すると発表した。

 これら全てが過去1週間の上昇に寄与した可能性もあるし、いずれも寄与していない可能性もある。しかし少なくとも理論的には、別の意外な話が今回の上昇と関係があるかもしれない。有名な仮想通貨支持者でITセキュリティ企業家のジョン・マカフィー氏はツイッターで人々をからかった後、10月7日に非カストディ型交換所のマカフィーDEX・ドットコムを立ち上げた。同氏はこの交換所について、既にDDoS攻撃を受けたと主張している。ベータ版はイーサリアムBC上の通貨にのみ対応しているが、「完全版では他のBCにも対応する」とマカフィー氏は述べた。実際7日には、トロン上でも交換所を立ち上げるとマカフィー氏が認めたようだ。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/tron-price-is-up-11-in-a-week-while-the-cryptoverse-speculat-4816.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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