JPモルガンとインテルの元社員、米ドル担保のステーブルコイン、USDデジタルを発表

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 テザー(USDT)は仮想通貨業界で最も広く使われているステーブルコインとして定着している。しかし最近複数の組織がテザーに取って代わることを目指し、ステーブルコインで仮想通貨業界に参入している。その典型例がJPモルガンのJPMコインやフェイスブックのリブラだ。このような中、JPモルガン、インテル、トラストトークンの元社員が開発した新たなプロジェクトが仮想通貨業界に足を踏み入れようとしている。

 現在はGCO(グローバル・カレンシー・オーガニゼーション)に所属しているこの3者は、米ドル担保の新たなステーブルコイン、USDデジタル(USDD)のリリースを発表した。報道によるとUSDデジタルは、提携する交換所、ウォレット会社、OTC(相対取引)デスクに事業から得た収益を分配する初のステーブルコインになる計画だという。GCOのジョー・ベラニカランCEO(最高経営責任者)は、「機関レベルのデジタル通貨をすべてのトレーダー」に提供すると熱弁し、次のように付け加えた。

 「我々はBC(ブロックチェーン)の利益をすべての人々が享受できるようにしたいと考えている。これはどの企業よりも大きなビジョンだ。USDデジタルをリリースし世界中の提携機関にGCOネットワークを開放でき喜ばしく思う」

 USDデジタルは米ドルで完全に担保され、従来型金融と分散型金融の橋渡しを目指しているという。USDデジタルはERC20トークンでありGCOのウェブサイトを通じて換金可能だ。市場に出回るステーブルコインの数が増え続ける中、トレーダーは担保化の重要性を理解しており、USDデジタルは完全担保型ステーブルコインとしての安定性と安全性を確保しつつ世界中の提携ネットワークに開放される、とベラニカラン氏は述べた。同氏はさらに、USDデジタルをステーブルコイン業界の新たな展開と表現した。

 しかし、ステーブルコインにとって各国による規制や受け入れは重要な意味を持つ。フェイスブックのリブラはそのスタンスについて世界中の規制当局と協議している。しかし多くの国々は、中国のように独自のステーブルコイン発行を選択している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://eng.ambcrypto.com/jpmorgan-intel-alumni-announce-the-launch-of-usd-backed-stablecoin-usd-digital/

This story originally appeared on AMB CRYPTO.

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