ベネズエラが隠してあるビットコインとイーサリアムの利用を検討

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 ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は同国が仮想通貨を利用した国際及び国内用の決済システムの開発に取り組んでいると述べた。

 問題を抱えているベネズエラでは、米国による制裁が引き続き同国を苦しめる中、貿易にブレーキがかかっている。そして対外債務が増え、その返済に困っている。しかし、マドゥロ氏とその政府は仮想通貨がこの財政的な苦境からの解決策を見つけるのに役立つと自信を持ったままである。

 Ultimas NoticiasのレポートとNTN24の記事によれば、マドゥロ氏はベネズエラに資金を最も多く貸している上位2か国である中国とロシアへの返済のために仮想通貨を利用する予定である。

 テレビにおいてライブで話す中で、マドゥロ氏は以下のように述べた。

 「私達は債権者と仮想通貨を利用して交渉する」

 マドゥロ氏は「数日内」に仮想通貨を利用した決済計画について更なる詳細を明かすとも述べた。

 ベネズエラ政府は石油に裏付けされた独自の仮想通貨であるペトロを開発したが、ロシアは19年にペトロで取引するという考えを拒否している。中国もペトロに関して乗り気でないと考えられているが、それは主に米国がペトロを扱った国と企業に厳しい制裁を科しているからである。

 しかし、以前に報じられたように、ベネズエラは同国の石油企業が獲得したビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)を「隠している」と考えられており、もしロシアと中国が意欲を見せれば、ベネズエラはこれらの通貨と同国が保有している他の仮想通貨の利用を検討する可能性がある。

 マドゥロ氏は米国の制裁によってベネズエラは債権者と「交渉」する以外に方法がない状況に陥ったと述べた。また、マドゥロ氏は「他国との金融取引は複雑である」と述べたが、自身の仮想通貨を利用した計画が同国の「輸出入の流れを維持する」のに役立つだろうとも述べた。

 一方で、ベネズエラ政府の仮想通貨を扱う機関であるSunacripのトップを務めるホセリート・ラミレス氏は、ペトロは現在国内の不動産取引で利用できると述べた。Noticas24によれば、ペトロを利用した不動産取引は現在インセンティブを与えられており、ある土地所有者はすでに住宅の建設を担う業者にペトロで支払いを行ったと主張した。

 ラミレス氏は以下のように述べた。

 「市民が仮想通貨を住宅用の決済メカニズムとして利用したのはこれが世界で初めてです」

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/venezuela-considers-moving-its-bitcoin-and-ethereum-stash-4765.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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