BKグローバルによる仮想通貨交換所ビッサム買収交渉が失敗

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 18年10月、シンガポールを拠点とするBKグローバル・コンソーシアムが韓国最大の仮想通貨交換所ビッサムを4000億ウォン(3億3300万ドル)で買収する計画が明らかになった。しかし、この取引は進展していないようだ。

 BKグローバル・コンソーシアムが株式の50%+1株を購入するというこの取引は、18年10月12日にビッサムを運営するBTCコリア・ホールディングスが発表した。買収側は1億ドルの頭金を出し独自の仮想通貨も発行する計画だったが、いずれも実現していない。

●資金はどこに?

 買収は19年2月に完了することになっていたが、最終買収額の支払いが2回延長されている。4月にはBKグローバル・コンソーシアム側が持ち分を70%に増やすという条件で支払いを遅らせていた。

 ビッサム買収の残金支払期限は9月30日だったが、支払いは行われないようだ。コリア・ヘラルドの報道によると、BKグループ会長で整形外科医のキム・ビョンガン氏とBKグローバル・コンソーシアムは全額の支払いを終えていないと「複数の業界筋」が語ったという。

●資金調達の問題

 BKグループがコスダック上場のデュアル・インダストリアルに株式の57.41%を2357億ウォンで売却する取引が失敗した後、ビッサム買収について同グループが財務上の問題を抱えているとの憶測が飛び交っていた。この取引はビッサム買収の資金源とも考えられていたが、結局はまとまらなかった。

 同様の努力は続き、9月にはコーナーストーン・ネットワークのチョ・ユンヒョン氏がBKグループに4500億ウォンを出資すると報じられた。チョ氏は9月30日に次のように述べた。

 「交渉は円滑に進んでおり、BTCホールディングスと詳細を詰めている」。

●ビッサムに影響なし

 一方、ビッサムは、この取引は同交換所の運営とは基本的に関係がないと主張している。同交換所は18年に1億8000万ドルの損失を計上した。

 ビッサムの担当者は、「ビッサムの経営は安定しており、取引が失敗しても影響はない」と語った。

 ビッサムは19年に2000万ドルのハッキング被害を受けている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.ccn.com/300-million-bithumb-bust-deal/

This story originally appeared on CCN.com.

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