フェイスブックのリブラ、スペイン拒否もイギリスは協業に前向きか

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 リブラトークンがドイツを始め、スペインの金融当局にも拒否の姿勢を示されるなど、フェイスブックはヨーロッパで厳しい扱いを受けている。しかし、新たなニュースは、イギリスの当局が大陸側の国よりも、フェイスブックとの協業に前向きであることを報じた。

 ロイターの報道によると、リブラを発表する過程で、フェイスブックはイギリスの財務省、中央銀行、金融庁と3度の会談を実施している。

 会談の詳細については公開されていないが、ロイターはイギリス政府に情報開示請求をを出し以下の通知を得た。

・4月23日、フェイスブックはロンドンでイギリス財務省の副大臣、仮想通貨担当者とリブラについての会談を開いた。

・4月24日、同社は金融行動監視機構(FCA)と会談を開きリブラについて話し合った。

・5月14日、同社は再度、財務省、FCA、またイングランド銀行の関係者と会談した。

 フェイスブックがリブラについての発表をしたのは6月18日である。

 今回の請求はさらに、当局は会談に先駆けて5つの質問を同社に投げかけていたことを明らかにした。

 ロイターによると、イギリス財務省の広報担当はリブラに対するコメントを拒否したが、同省は国が市場の透明性や保護、水準などを保ちながら仮想通貨の利点をうまく利用できればよい、と話した。

 8月には、イングランド銀行のマーク・カーニー総裁は、将来的に準備通貨としてのアメリカドルがリブラのようなバーチャルな通貨に取って代わられるような金融システムに付いて調査するよう、先進的な要求をした。

 しかし、スペインでは中央銀行が、ヨーロッパで広がるリブラに対する不信感をさらに深めるような声明を出した。ABCの報道によると、スペイン銀行の副総裁であるマルガリータ・デルガド氏が「リブラは経済を不安定化させる要因になりうる」と発言した。

 デルガド氏はリブラを注視するよう、「国際的に足並みを揃えた行動」を取ることを求め、同通貨を規制や監督基準を満たすように求める必要があると述べた。

 デルガド氏の注意喚起はスペインの銀行業界の声を代弁しているように見える。スペイン銀行協会のトップはリブラを「いろいろな面で興味深いが国家の主権を脅かすもの」だと述べていた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/facebook-s-libra-in-spain-setback-but-is-there-a-glimmer-of-4681.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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