ETH創業者、ETH2.0の「フェーズ0」開発がほぼ完了と発言

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 ヴィタリック・ブテリン氏考案のデジタル資産であるイーサリアム(ETH)について、19年に最も話題になったテーマの1つがイーサリアム2.0計画だ。イーサリアム2.0は、スケーラビリティのような内在的限界の解決に優先順位を置いたまま、費用のかさむPoW(プルーフ・オブ・ワーク)でのマイニング無しで合意形成するためにPoS(プルーフ・オブ・ステーク)を導入しようとしている。

 テルアビブで開催されたイーサリアル会議において、イーサリアムの共同創業者であるヴィタリック・ブテリン氏はイーサリアム2.0の進展、DeFI(分散型金融)のコンセプトと可能性、その他の重要なトピックについて講演した。

 デジタル・アセッツでリード・トークン・アーキテクトを務めるイジャーズ・アハマディン氏との質疑応答で、ブテリン氏はイーサリアム2.0の「フェーズ0」開発はほぼ完了したと発言した。同氏は、7つのETH2.0クライアントを含むEth2Beaucoupプロセスには、ネットワークのリンクと相互同期での動作が含まれると述べた。これら7つのクライアント間の相互運用性は、この開発段階での重要な目標だとみなされていた。

 ブテリン氏は次のように付け加えた。

 「次のステップでは大規模なパブリックネットワークを維持できるか確認する。数十万のバリデーターが大量のトランザクションを集約する可能性がある」。

 イーサリアム2.0は以前、トランザクションを認証するためにスマートコントラクトに大量のイーサリアムを保管するバリデーターに分配される年利がわずか1.7%だと報じられ、批判に晒された。この報酬は、イーサリアム2.0ネットワークのバリデーターを動機づけるには少なすぎるとみなされた。

 ブテリン氏は、これは「誤解」に基づくものだと主張した。1.7%という年利はネットワーク上の全員がステーキングを行った場合にのみ当てはまる。全員がバリデーターになった場合、各人は預けたイーサリアムに対し1.7%の利息を受け取る。バリデーターになる人数が少なければ利率は自動的に上昇する。しかし同氏は、これらの数字はまだ議論中で確定はしていないと語った。

 ブテリン氏は、主にイーサリアムを基盤とするDeFI(分散型金融)に関する見解も表明した。

 同氏は次のように述べた。

 「基本的にはDeFIのもたらす可能性をとても楽しみにしている。世界中の誰もがあらゆる場所で相互決済可能なシステムを利用でき独自のエクスポージャーを選べるというアイデアは、間違いなく強力だ。これは多くの人々が利用できなかったものだ」。

 ブテリン氏はさらに、この分野では新しくまだテストされていないDeFIに関連した「大きなリスク」について投資家に警告した。市場での大きな可能性にもかかわらず、同氏はこうしたアプリケーションへの投資を奨励するのは得策ではないと考えている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://eng.ambcrypto.com/ethereum-co-founder-indicates-near-completion-of-phase-zero-development-for-eth-2-0/

This story originally appeared on AMB CRYPTO.

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