フランス、「リブラは通貨主権を脅かす」として開発認めず

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 フランスのブリュノ・ルメール経済・財務大臣はフェイスブックの仮想通貨リブラについて、各国政府の「通貨主権」を脅かすとしてその開発を許可しないことを明確にした。ルメール氏は以下のように述べた。

 「明確にしておきたい。現状では、欧州においてリブラの開発を許可することはできない」

 ルメール氏はこれらの発言を仮想通貨に関するOECD(経済協力開発機構)の会議の冒頭で行った。

 しかし、既存の金融システムを破壊する試みに関してリブラが批判されたのは今回が初めてではない。このプロジェクトの発表直後から、リブラは世界中の規制当局によって精査されており、規制や毎年銀行が何十億ドルも払っているコンプライアンス費用を気にすることなく既存の通貨インフラにただ乗りしていると非難する者までいる。

 米国の議員はリブラに関する公聴会において、リブラ・プロジェクト責任者のデビッド・マーカス氏に対して、フェイスブックは「私達の信頼に値せず」、「実際そうであるように利益を求める企業として扱われるべきだ」と述べている。今週には、スイスの規制当局がリブラへの追加の調査を求めており、リブラが決済システムとして登録されることを求めている。

 リブラに関してフェイスブックが受けている精査の度合いを見ると、フェイスブックはリブラのワーキングモデルを再構築する必要がある。個人情報を不適切に扱ったフェイスブックの過去を考慮すると、世界中の規制当局が示している懸念は理解できるものである。

(イメージ写真提供:123RF)

https://eng.ambcrypto.com/france-will-not-allow-facebooks-libra-development-as-it-threatens-monetary-sovereignty-of-governments/

This story originally appeared on AMB CRYPTO.

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