フェイスブックはリブラ・リザーブに「人民元を恐らく」含めない

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 ソーシャルメディア大手フェイスブックは、同社がローンチする予定のリブラの価値を裏付けする法定通貨のリストに人民元を加えない可能性が高いようだ。

 フェイスブックはこの姿勢を、中国がリブラ協会に対して人民元を通貨リストに加えるよう「圧力を加える」だろうと考えているマーク・ウォーナー米上院議員の持つ「懸念」に対する書面での返答で示した。

 米バージニア州選出の民主党上院議員であるウォーナー氏は、中国政府が同国の通貨価値を操作しているのではないかと米国が懸念している状況の中、フェイスブックに対して人民元を拒絶するよう求めていた。ウォーナー氏は中国は同国の通貨価値を安定させるために企業に対して人民元の保有を増やすよう促していると述べる。

 ブルームバーグの報道によれば、「初期の」通貨バスケットはドル、ユーロ、円、英ポンド、シンガポールドルで構成されるとフェイスブックは示している。

 この報道は人民元が完全に排除されたとは示していないが、ファイスブックは以下のように述べている。

 「リブラ・リザーブに新たな通貨を加えるかどうかの決断はすべて、直接的および間接的な制限も含めてその当時のすべての事実と状況を基に下される」

 そして、フェイスブックは米国の規制に「従う」と述べたが、20年に予定されているリブラの最初のローンチの際に米国市場を除く可能性は排除しなかった。

 フェイスブックは以下のように述べている。

 「リブラ協会は規制に関する懸念について完璧に取り組み、適切な承認を受けていない地域ではリブラ・デジタル通貨を提供しないと私達は理解している」

 しかし、別のステーブルコインは人民元を受け入れている。

 現在米ニューヨーク州司法長官と対立関係にあるiFinexが運営するテザーは人民元の価値と連動する新たなトークンをローンチした。テザーはこのトークンはイーサリアム(ETH)のERC-20プロトコルに基づいており、「最初」はイーサリアムのBC(ブロックチェーン)プラットフォーム上でのみ利用可能であると述べる。

 すでにユーロ及び米ドルに裏付けされたステーブルコインを提供しているテザーによれば、CNHTと呼ばれる今回のトークンはオンショア人民元(CNY)ではなくオフショア人民元(CNH)の価値に連動している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/facebook-may-omit-yuan-from-libra-reserve-tether-s-cnh-pegge-4615.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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