トレザー、BTC専用ファームウェアを導入

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 ハードウェアウォレットのトレザーを開発したサトシラボが、興味のあるユーザーはビットコイン(BTC)専用ファームウェアをダウンロードできるようになったと発表した。

 このウォレットとファームウェアの「カスタム版」については、ROM(リードオンリーメモリ)にプログラムされたソフトウェアであるベータ版のファームウェアが現在入手可能だ。これはトレザー・ワンとトレザー・モデルTの両方で使用できるという。サトシラボは、「10月のリリースでビットコイン専用ファームウェアの安定版」を導入する計画だと付け加えた。

 どちらの場合でも、ユーザーは通常(アルトコインに完全対応)のファームウェアとビットコイン専用のファームウェアを何度でも自由に切り替えることができるという。

 このベータ版はトレザーの試験フェーズの一環である。この試験フェーズにおいて、ベータ版の試験者は一般公開前に製品を改善するためにサトシラボへフィードバックを送る。ベータ版試験者はその見返りとして、製品の制作に貢献するだけでなく新製品と機能への早期アクセスが可能となる。

 このニュースを喜んでいる人々もいるようだが、この新たなファームウェアが現在のものとどう違うのか困惑している人々もいるようだ。

 しかし、ビットコイン用ウォレットのコインケイトの創業者であるロドルフォ・ノバク氏(別名NVK)は恐らくこのニュースに対し、「草コイン用ファームウェアの維持にリソースを割き続けるつもりならばビットコイン専用ファームウェアを作るのは馬鹿げている」とツイートし、状況はさらに悪化し「2つの異なるコードベースにおける機能の類似性がさらなる問題を引き起こす可能性がある」と付け加えた。

 サトシラボの共同創業者であるパボル・ルスナクCTO(最高技術責任者)はこれに対し、「我々は両方のファームウェアを単一のコードベースから構築している。素人には条件付コンパイルという概念を理解するのは難しいかもしれないが、コピーペーストより良い方法が存在する」と返信した。

 一方、サトシラボはつい最近、デジタル資産へのアクセスの鍵であるリカバリーフレーズのバックアップを保護する新たなセキュリティ規格を導入した。同社のトレザー・モデルTで利用可能なこの新機能は、暗号学者アディ・シャミア氏にちなんでシャミア・バックアップと呼ばれている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/trezor-introduces-bitcoin-only-firmware-4620.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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