ビットコインと人民元の逆相関高まる

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 中国人は世界最大の非中央集権型の仮想通貨に安全性を求め再び投機を行っており、ビットコイン/人民元のダイバージェンス(逆行現象)は高まっている。

 ビットコインと元は別の方向に進んでおり、ブルームバーグの30日相関分析において、9月1週目にはその逆相関が進んだ。

 二つの資産に逆相関が生じているのには、いくつかの理由があり、米中貿易戦争や中央銀行の金融政策、経済減速なども含まれる。シンガポールに拠点を置く外為と仮想通貨のブローカーであるBroctagonのCEO(最高経営責任者)であるドン・グオ氏によれば、ビットコインは伝統的なマーケット変動に対するヘッジ策として利用されている。クリプトニュースへのメール回答によれば、「これらの資産の役割は本質的に逆転。国際情勢と中央銀行の金融緩和策に照らし合わせて、トレーダーは元が下落することを期待してきた。貿易戦争により、神経質な外為トレーダーはポートフォリオの分散とマーケット変動に対するヘッジ策を検討している。そして、皮肉なことに、伝統的な安全資産への投資に対するヘッジ策として、彼らは「リスクが高い資産」と思われていたビットコインに近づいている」。

 ブロックチェーン・ドットコムのディレクターであるガリック・ヒルマン氏がブルームバーグに語った内容によれば、ビットコインと元で逆相関が生じるのは、今年初めてのことではなく、米中貿易戦争を意識した4月と5月にも生じた。

 ドン・グオ氏によれば、「たくさんの伝統的資産は警告サインを発しており、投資家たちは他の資産を探している。グローバルなリセッションが訪れることに対する恐れにより、株式市場と債券市場から離れようとしている。デジタルアセットは政治的情勢とは分離されているように見え、「安全資産」だと投資家は認識するようになっている。中国政府は仮想通貨に対してポジティブな姿勢をとっていることにより、ヘッジ策として仮想通貨の購入が進んでいる。マーケットに対する恐れが、他の資産に資金を流出させている」。

 最近、中国では、中央銀行が独自のトークンを発行することを計画していることが報道された。国の仮想通貨の公的な締め付けは続いている一方で、仮想通貨に関連する政策の見直しを行う兆しが見られる。

 一方、19年上期、ビットコイン価格は上昇した。

 本記事が公開された時点では、ビットコインは1万900ドルで取引されており、1日前に比べ3%、1週間前に比べ13%価格が上昇している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/bitcoin-yuan-divergence-reaches-new-heights-4601.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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