イーサリアム創設者が考える仮想通貨業界の5つの誤解

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 イーサリアムの共同創設者であるヴィタリック・ブテリンが仮想通貨コミュニティでありがちな勘違いに対して彼の意見をコメントした。The80,000Hoursポッドキャスト内のインタビューで半分以上のブロックチェーン(BC)プロジェクトは質の良くないもので、それらが無くなることを願っていると述べた。

 「当たり前のように受け入れられているが実際には正しくないこと」についての話の中で、彼は異なるグループがそれぞれ異なる誤解を持っている、と指摘。「仮想通貨コミュニティというのは一つのまとまったコミュニティではなく、小さなグループが混在している状況だ。そしてそれらのグループそれぞれが別々の誤解をしていると僕は思う。」

・ヴィタリック・ブテリンの考える仮想通貨界にはびこる誤解

1.ビットコインに関する誤解

 「たとえばビットコインでは、2%のインフレーションというのがまさに既存の経済を破壊しているもので、そして次の進歩の段階として、人類が惑星間を自由に移動できるようなさらなる文明を築くためには、現在の法定通貨を、この2100万にリミットが設定されたビットコインというもので置き換える必要がある、という思想がある。僕はこれはクレイジーなアイデアだと思う。」

2.TronとEOSに関する誤解

 「僕が思うにこの誤解を持っている人たちはこんなふうな考えだと思う。「これらのBCはそもそもあんまり分散化されていないのだから、特にデメリットなく、もっと中央集権化して効率を突き詰めていこう。」僕はこういった人々は非中央集権という性質がもたらすもっと小さな利益を無視していると思う。そしてそういった小さな利益というのは政治の状態があまり好ましくないような状況になったときにもっと顕在化してくるはずだ。」

3.一般的な仮想通貨に関する誤解

 「多くの人が誤解しているのは、仮想通貨が完全にVenmo(PayPal社の所有するモバイルペイメントサービス)を置き換えるか、逆に仮想通貨の居場所はないと考えるかの2つの未来しかないと思っている点だ。」

4.監視防止に関する誤解

 「基本的に多くの人々がこういった誤解をしている。"私達が作っているものはこういったものだ。完全に自律して動き、政府を超える力を持つことになり、政府の出る幕はなくなる。世界は仮想通貨アナーキーの世界になり、それは素晴らしいことだ"。」

5.政府に関する誤解

 「僕は多くの人が政府のもつ力を甘く見ていると思う。グレートファイアウォールや、著作権侵害を取り締まる政府の試み、性産業の規制など、こういった監視が実際に政府の力によって行われている。」

 そして、彼がBCプロジェクトの中で、無くなってほしいと思うプロジェクトはあるかと聞かれると、「Tから始まって、クロンという単語で韻を踏めるやつかな。まあ現実的に言ってしまうと半分以上のプロジェクトはそうだ。」答えた。

 これらのプロジェクトの一番の問題はなにかと聞かれると、「彼らは単純にBCを金を集めるために使っているだけだ」と述べた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/vitalik-buterin-on-the-five-biggest-misconceptions-in-crypto-4589.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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