米アップル、仮想通貨に長期的な期待

apple_101566498_s.jpg

 複数のテクノロジー企業が仮想通貨への関心を高めている。フェイスブックのような一部の企業は他社と比べ多くの関心を寄せている。一方、米アップルはまだ全力を出していない。仮想通貨の可能性と有望さにもかかわらず、現時点では全く別の所に力を入れている。

●アップルは仮想通貨の長所を理解

 アップルが仮想通貨に対し前向きな考えをもっているというのは、ちょっとした驚きだ。アプリ開発者は以前から、アップルストアにプロジェクトを承認してもらうのが難しいと不平を漏らしてきた。そのため長年の間iOSデバイスで仮想通貨を利用するのは事実上不可能だった。幸いなことに、最近では状況が変わりつつある。

 これを念頭に置き、アップルは仮想通貨のコンセプトを否定したことはないようだ。実際、同社は長期的に見たビットコイン(BTC)の長所を理解し、関連した動きや市場を積極的に監視している。ただし当面の間は仮想通貨に関連した製品やサービスを立ち上げる予定はない。しかし長期的な視点ではこの業界は無視できない。

●根強いアップルコインの噂

 この新たな「声明」によってアップルコインに関する噂が盛り上がることは驚きではないだろう。以前から、アップルは自社仮想通貨を開発するだろうと噂されてきた。今日に至るまでそうしたプロジェクトは公式にも非公式にも存在しない。閉鎖性の高い仮想通貨エコシステムは必要とされていないので、これは悪いことではない。結局のところ、世界中の人々の大半には適さない小規模なエコシステム向けのデジタル通貨というのがアップルコインの予想される姿だ。

 アップルは、アップストアで仮想通貨マイニングアプリも許可していない。しかし他の潜在的なアプリについては広く門戸を開いているようだ。内部機器のハードウェアに負担をかけないQRコード決済や仮想通貨アプリに重点が置かれている。同社の担当者は、金融業界は徐々に変化を遂げており仮想通貨がその役割を果たすだろうと認めた。

●アップルカードと競合?

 テクノロジー大手のアップルは最近、全世界に独自の支払いカードを発表した。アップルカードとして知られるこのプロジェクトには様々な評価とコメントが寄せられた。これはアップルのユーザーを自社エコシステムに囲い込む現実的なツールだが、他の人々にとっては有用ではない。さらに、今後状況は改善するはずだが、利用範囲はまだ限られている。

 カード保有者が仮想通貨を購入できないという点は興味深い。これは主に発行銀行がビットコインと他の通貨に公然と否定的な見解を持っているためだ。アップルは現在市場に存在する全ての仮想通貨の長期的な可能性を理解しているようなので、これはアップルが決めたことではない。同社独自のこのペイメントカードについて、このことがどう影響するかはまだ分からない。

(イメージ写真提供:123RF)

https://nulltx.com/apple-has-long-term-expectations-for-cryptocurrencies/

This story originally appeared on NULLTX.

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ
ICOレーティングについて