決済速度と費用は必ずしも対立しない

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 リップル・インサイトの以前の記事で、送金者は信頼性、速度、利便性、費用を最も気にしていると取り上げた。これらは国際決済の提供において本質的に対立する重要な要素だ。特に速度と費用は最も対立し、本格的な規模で両方の要素を解決できる企業は存在しなかったと説明した。

 今回の投稿では、上述の4つの要素全てを実現することは決して容易ではないが不可能でもない理由を分析する。他の業界が急速に変化を遂げる中、数十年を経たインフラ、不条理なインセンティブ、厳しい規制、そしてリスク回避によって、国際決済はイノベーションとほとんど無縁になっている。

 リップルは顧客との密接な提携の中で、現状を変え、消費者が最も気にしている1つあるいは4つ全ての要素を提供することで顧客が差別化されたバリュープロポジションを構築できるようにしている。リップルによって初めて、顧客のトレードオフを無くし、信頼性、速度、利便性、費用を提供することができる。

●何が変わったのか?

 大きな結果を出すには抜本的な変化、すなわち費用と速度のトレードオフを破壊する何かが必要だ。速度、費用、スケーラビリティという固有の利点を考慮すると、決済自体にデジタル資産を利用することに目新しさがある。特に価値の交換を目的として構築されたデジタル資産の1つがXRP(XRP)だ。XRPは高速で費用効率の高い決済を本格的な規模で解決する。

●XRP:決済のために構築

 世界のどこで取引を行っても、XRPは3-5日ではなく3-5秒で決済を処理する。さらにXRPは世界中のデジタル資産交換所でボーダレスに取引されており、その残高は決済に極めて有効なオープンソースのBC(ブロックチェーン)プロトコルであるXRP分散型台帳に保管されている。

 これらの交換所は世界中でXRPの流動性プールを提供しているので、XRPは送り先通貨での事前積立金を基本的に不要にする。XRPはブリッジ通貨として機能し、世界中の国々でほぼリアルタイムの決済を実現するために必要なオンデマンドの流動性を提供する。事前積立の費用は劇的に減少し、XRPを介した法定通貨から法定通貨への決済の速度は数日から数秒に短縮される。

 さらに、国内外の伝統的・非伝統的なプレーヤーとチャネルを対象とした決済システムの断片化が進む世界において、XRPは相互運用性を持っている。すなわち、XRPがILP(インターレジャー・プロトコル)に組み込まれることで異なる台帳間での安全な送金が可能となり、システムがシームレスに連携する(最終段階の支払いに向けた国内決済体系への統合を想像して欲しい)。

●金融機関にとっては何を意味するのか

 リップルネットとして知られるリップルの既存の国際決済インフラでデジタル資産の決済を可能にすることで、金融機関は送金者が最も気にしている4つの重要な要素を実現できる。我々の最新技術によって、顧客間での信頼性の高い2者間決済が可能となる。世界で最も巨大で活発な送金ルートにサービスを提供する製品を備えた我々のネットワーク内で、リップルネットの何百社もの顧客を通じ利便性が提供される。デジタル資産を「中間に」加えることで、リップルネットの顧客は世界中でほぼ瞬時に決済される低費用の送金を提供できる。

 この技術を導入している我々の顧客は差別化されたバリュープロポジションを構築している。彼らは競合他社より低い費用で送金を提供し、優れた顧客体験をもたらす速度と決済力を供給できている。これは送り手と受け手の信頼構築に大いに役立つ。遅延を無くすか送金にかかる時間を減らすことで、決済が受け手に到着し途中で追加手数料や税金が課されないことを祈る、非常に不安な時間が解消される。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.ripple.com/insights/speed-and-cost-of-payments-dont-need-to-be-at-odds/

This story originally appeared on Ripple Insights.

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