「規制、資金調達、不透明さ」で、韓国BC市場が動揺

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 韓国のBC(ブロックチェーン)業界は産みの苦しみを迎えている。一方で、韓国国内のBC関連企業のうち実際に何かを販売しているのはわずか20%だと報じられた。

 Fnニュースの報道によると、同国の一部の大手IT企業と銀行は19年に有名なBC製品やサービスに取り組んでいるが、BC新興企業は苦戦し始めているという。

 同メディアによれば、早くから動き17年頃にICO(イニシャル・コイン・オファリング)で大きな成功を収めた企業の一部は、現在金銭面で苦しんでいると報じた。

 この報道では、ハイコン(HYC)というトークンを利用したPoW(プルーフ・オブ・ワーク)基盤のBCプラットフォームが例に挙げられた。ハイコンは17年に1HYC=0.08ドル程度で取引されていたが、ここ数カ月間で0.005ドルまで下落した。別のアイコン(ICX)というトークンは18年3月には最高で1ICX=5.37ドルで取引されていたが、現在は約0.17ドルとなっている。

 Fnニュースによると、業界が主張する低迷の3つの要因は次の通りだ。

 ・韓国国内での仮想通貨利用に関する規制上の問題

 ・資金不足

 ・市場の低迷

 この報道では、BCを用いた地方自治体による多くのステーブルコインは、低い利用率に加え「成長の限界」を示しており、有効性の問題も抱えていると論じられた。しかし、逆の報道も多くなされている。

 Fnニュースは、IT専門の教授が次のように述べたと伝えている。

 「現金やデビットカード、クレジットカードの代りに仮想通貨を支払いに利用してもらうのは(...)現在の規制環境では極めて難しい。対処すべき資金調達の問題も存在する場合は特にそうだ」。

 一方、ヘラルド・キョンジェは、韓国のBCベンチャーのうち製品を商品化したのはわずか20%で、80%の企業はまだ売り上げを全く出していないと報じた。

 同紙の報道によると、ソフトウェア政策研究所が行った韓国のインダストリー4.0企業に関する最新の調査では、BC関連企業198社のうち製品を商品化した企業はわずか44社で、インダストリー4.0の他のテクノロジー企業よりかなり遅れを取っているという。

 これに対し、スマート工場、スマートホーム、自動運転車業界の76%、AI関連業界の50%は商用製品をリリースしている。

 同社は、BC業界における最も大きな事業上の障害は資金と投資の不足であり、回答企業の19%が「需要と収益性が不確かだ」と答えていると語った。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/regulation-funding-and-uncertainty-rock-s-korean-blockchain-4558.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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