スイスでの協議の後でも米議員の間でリブラに関する「懸念は残る」

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 米下院金融サービス委員会のトップは同委員会はスイスの議員及び金融規制当局との広範囲にわたる協議にもかかわらず、まだフェイスブックが提案しているリブラ・ステーブルコインについて「懸念を有している」と述べた。

 フェイスブックは多くの人から仮想通貨に対して最も友好的な国の1つと考えられているスイスからリブラを運営することを計画している。

 金融サービス委員会委員長のマクシーン・ウォーターズ氏は先週6人の議員団を率いてスイスを訪れ、同国の金融規制当局である財務省国際金融担当部及びスイス金融市場監査局と会った。また、この議員団はスイスのプライバシー政策を率いる連邦データ保護情報コミッショナーと多くのスイスの議員とも会った。そして、リブラと「その他の仮想通貨プロジェクト」が議題であった。

 しかし、この協議はウォーターズ氏のリブラへの懐疑心を無くすことにほとんど貢献しなかったようである。

 正式な声明の中で、ウォーターズ氏は今回の協議は「フェイスブックの計画の状況、複雑さ、規模を理解するのに役に立った」と述べた。

 しかし、ウォーターズ氏は以下のようにも述べている。

 「私達と協議する時間をとってくれたスイス政府に感謝しているが、巨大なテクノロジー企業に民間が管理する代替通貨を作ることを許すことについての懸念は残ったままである。これからも議員団を派遣すること、これらの問題、資金洗浄、そしてこの委員会が担当するその他の問題を調査することを続けていく」

 ウォーターズ氏は以前、フェイスブックに対して「議会が適切な法的な枠組みを作るまで」はリブラの開発を中止するよう求めており、概してリブラに懐疑的な金融サービス委員会のメンバーの中にはフェイスブックに対してリブラを完全に中止するよう求めている者もいる。リブラは9・11同時多発テロよりも「米国に危険をもたらす」と主張している者もいる。

 一方で、以前報じられたように、リブラ・プロジェクトを担当するリブラ協会の創業メンバーである27企業はどこもまだ正式にはこの協会に参加していないが、少なくとも3企業はすでにリブラ・プロジェクトから離脱することを考えていると報道されている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/libra-concerns-remain-for-us-lawmakers-after-switzerland-tal-4514.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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