イスラエル規制当局がBC企業をサポートも、業界に悩み残る

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 イスラエルの金融規制当局は同国でのライセンスを求めているBC(ブロックチェーン)企業とフィンテック企業に素早く対処することを望んでいるが、仮想通貨を取引している個人は銀行システムに悩まされたままである。

 ニュースメディアのCalcalistの報道によれば、金融省と提携している規制当局である資本市場・保険・貯蓄局は約2000のライセンス申請に対応するためにBCユニットを設置した。

 このBCユニットは「BCとフィンテックに関する申請を優先することを意図している」。規制当局はBC産業の代表者らに会い、潜在的なボトルネックを発見し排除することにも協力した。

 規制当局は「ビジネスモデルとテクノロジーに少しの変更」を加えれば、「数十社」がイスラエルですぐにライセンスを得ることができるだろうと述べている。

 上述の報道によれば、イスラエルの市場が「小さく、規制が厳しい」という事実は、同国が行ったビジネスに友好的な環境を作るための努力にもかかわらず、スタートアップがこれまで単純に同国で店を開かないことを選択してきたことを意味する。17年に資本市場・保険・貯蓄局は規制の作成に関して金融規制当局と産業の代表者らが同等の権限を有するサンドボックス制度の作成を試みている。

 規制当局によれば、当局が申請プロセスで迅速に処理しようとしている企業にはピア・ツー・ピアプラットフォーム、デジタルウォレット、BCを利用したフィンテック企業、その他の決済サービス企業などが含まれる。

 しかし、イスラエルの仮想通貨トレーダーは主要な銀行に対する怒りを示している。グローブスの報道によれば、IBA(イスラエル・ビットコイン協会)と呼ばれる投資家グループは裁判所に情報の自由に関する嘆願書を提出し、中央銀行を仮想通貨政策に関して「商業的な秘密」を有しているとして非難している。

 8月の初めに、Haaretzは仮想通貨投資家が税金を受け入れる銀行を探すのに苦労していると報道。投資家はHaaretzに対して、商業銀行はしばしばビットコイン(BTC)とアルトコインの取引で得た資金を預金しようとしている顧客との取引を拒むと述べている。これは、仮想通貨投資家と税務当局との関係が窮地に陥ることを意味する。

 IBAは銀行のポリシーは曖昧で誤解を招くと述べている。IBAは銀行に対して、説明無しにきっぱりと断るのではなく方針を明記してほしいと考えている。イスラエルの法律では、客の取引を拒む銀行は理由と共に取引拒否に関するレポートを中央銀行に提出しなければならない。

 IBAによれば、同組織はイスラエル銀行に対してそれらの拒否レポートを公開すること、もしくは仮想通貨ポリシーを詳細に説明することを要求した。これまでのところ、返答は来ていないようだ。

 IBAは同組織のメンバーとの取引を拒んだ銀行に対する訴訟をサポートするために資金を集めようともしている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/israel-regulator-to-aid-blockchain-firms-but-crypto-pain-con-4478.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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