スペイン大手銀行サンタンデール、中南米でリップル社の技術用いたアプリを展開

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 銀行業を手掛けるスペインの大手多国籍企業サンタンデール・グループは、リップル社のxカレントを用いた国際決済アプリのワン・ペイFXを立ち上げた。同グループは現在、このサービスを他の国々に拡大している。

 旧来の銀行システムと比べ国際取引をより迅速で、簡便で、安価なものにするためにサンタンデールは現在複数の取り組みを行っているという。コインデスクが、ワン・ペイFXのセドリック・メネジャーCEO(最高経営責任者)の発言として報じた。同行は以下の取り組みを進めている。

 ・中南米の顧客に向けた「支払いルート」の構築。これは国ごとに展開され、ワン・ペイFXアプリを通じ無料で米国への即時送金が可能となる。現時点ではスペインと英国でのみ利用可能。

 ・海外への送金者向けに米国でのワン・ペイFX展開を将来的に計画。

 ・サンタンデール以外の顧客に向けた、xカレントの国際決済プロダクトであるパゴFXの開発。

 同CEOは報道の中で、「国際送金を行っていなかった顧客は現在このサービスを利用している。国際送金を行っていた顧客は現在より多くの送金を行っている。そして競合他社の金融技術を利用していた顧客はワン・ペイの提供によって戻ってきた」と述べた。同氏は具体的な数字は出さなかった。

 現在、サンタンデールUKのウェブサイトでは、オンライン、テレホンバンキング、サンタンデールのワン・ペイFXアプリ(iOS10以上のアイフォン専用)の利用や支店への来店で国際決済を行えるとしている。BC(ブロックチェーン)技術を活用した国際決済用モバイルアプリであるワン・ペイFXは18年4月に立ち上げられた。これまでのところスペイン、英国、ブラジル、ポーランドで利用可能となっているが、同社は当初から他の国々でアプリを展開し、市場に応じて各国で異なる支払いオプションを提供する計画を立てていた。

 このアプリは、ユーザー同士の国際決済の徹底的な追跡と即時決済の促進を目指すxカレントを利用している。xカレントではリップル社のネイティブトークンであるXRP(XRP)は使われていない。サンタンデールのウェブサイトによると、同行のフィンテック・ベンチャー・キャピタル・ファンドであるイノベンチャーズも15年にリップル社へ出資している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/banking-giant-santander-to-bring-ripple-powered-app-to-latin-4472.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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