中国のデジタル通貨はBCを利用しない

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 自国にビットコイン(BTC)の競合となるデジタル通貨を作ろうとする国々に関する噂は、今も止まない。これまでに、主要国がこのような計画を推進しようとする兆しはない。一方、中国は金融マーケットを再び振り回そうとしている。中国はステーブルコインを作ることによって、人民元をより固定化することが可能かもしれない。

●5年間の軌跡

 中国のデジタル通貨に対する政策に注目する人々にとって、このニュースはサプライズになるかもしれない。何年も前から中国の計画を公表していたにも関わらず、ほとんどの人々はその計画は必ずしも実るものではないと予想してきた。今は公的には名前がないこのデジタル通貨は、5年かけて、数ヶ月後に発行される予定だ。これが発行されることにより、まだいくつもの障壁があり、とても難しいことが明らかになるかもしれない。

 主要な乗り越えなければならない障壁は、中国人民銀行が発行するデジタル通貨を作ることに関して承認を得ることができるかどうかだ。現在のゴールはマーケットに速やかにそれを導入することだが、公開されているスケジュールはない。中国人民銀行がデジタル通貨発行の計画がどれくらい策定されているのか、特に過去数年におけるその計画の遅延と不確実性は誰も知らない。

●複雑な構造

 中国のこのデジタル通貨は中国の銀行が公平に参加することを求めるだろう。中国人民銀行は中国の銀行に等しく接するだろう。加えて、商業銀行は順次中国で利用可能なデジタル通貨を利用するために必要なインフラを整えるだろう。商業銀行はついていく必要がある。

●ブロックチェーンは関与しない

 多くの人々がこのデジタル通貨が仮想通貨ではないことに驚く。一つの大きな違いは、中国の新通貨はブロックチェーン(BC)を利用しない点だ。この背景は不明瞭だが、新通貨はBCを利用しない。中国人民銀行の公的な発表は、リテールに対しては求めない。仮想通貨はしばしばそのスケールとパフォーマンスが欠如している点について精査されてきた。

●金融的な固定は問題を残す

 中国人民銀行が自身のデジタル通貨を発行する理由は多い。5日週、中国人民銀行は再び人民元の減価を認めた。これは今も継続している米中の「金融戦争」だ。中国は税金の観点からこれ以上の措置が難しいため、人民元の減価を行うことだけが論理的な対処となる。同時に、中国で金融的により非固定化されている。

 この新デジタル通貨は安心を与えることになるかもしれない。本質的に非固定化された通貨を固定化することは簡単ではない。加えて、トランプ大統領がどれくらいの期間にわたり中国を金融的に傷つけようとするのか懸念は増すばかりだ。デジタル通貨により中国の金融セクターを制御できるようになるかもしれない。これが良いことか悪いことかは議論の余地がある。

(イメージ写真提供:123RF)

https://nulltx.com/chinas-virtual-currency-wont-use-a-blockchain-due-to-lackluster-throughput/

This story originally appeared on NULLTX.

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