アルトコインがシットコインに変わる4つの段階

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 仮想通貨業界では現在、何千種類ものアルトコインが市場に出回っている。それらのプロジェクトのうち今日でも活動を続けているのは半数以下で、多数の「シットコイン(草コイン)」が生み出されている。この機会に、数週間、数カ月、数年をかけてアルトコインがどのようにシットコインに変わるのかを要約してみよう。10件中9件近くの新プロジェクトが失敗に終わっているため、この過程はまだ現在進行中だ。

●段階1:理由なき熱狂を生み出す

 過去10年間で立ち上げられた様々なアルトコインに関して言えば、メディアレベルの流行や興奮を生み出さなかった複数のコインは現在でも存続している。いくつかの例外はあるが、自身を「ビットコイン(BTC)キラー」と称したほぼ全てのプロジェクトは放棄されたか、忘れられたか、単純に消滅した。従って、強力なマーケティングの仕組みを持っているアルトコインプロジェクトは遅かれ早かれシットコインに変わる可能性があるので、入念に調査すべきだ。

 ICO(イニシャル・コイン・オファリング)業界がその良い例だ。イーサリアム(ETH)の販売成功を受けて、ほぼ全てのプロジェクトが多くの熱狂や興奮を生み出したが、今日も活動を続けているものはほとんど存在しない。多数の出口詐欺が行われ、他のプロジェクトも当初約束していたものを提供していない。現在ではICOはもはや「盛ん」ではなく、STO(セキュリティ・トークン・オファリング)やIEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)に取って代わられたので、状況は恐らく変化するだろう。しかし新たなエコシステムの構築に開発者が少しでも真剣に取り組んでいるか否かによっては、大半のIEOもシットコインとなる可能性がある。

●段階2:乱高下

 長年にわたってアルトコイン業界で明らかになってきたように、急騰と急落は全く珍しいことではない。シットコインの世界では、特にごく短期間で急騰した後に明確な理由なしに乱高下することが多い。投資家、投機家、内部関係者が立て続けに換金するので、これは間違いなく大幅な下落を引き起こすことになる。シットコインのライフスパンの中でこのサイクルは複数回発生する可能性があるので、その後もある程度の価値は保たれる。

●段階3:全ての開発が中断

 乱高下の後、数週間から数カ月間にわたって積極的な進展が無いことに苦しめられるかもしれない。前述の急騰時に開発者も自身のコインを換金した可能性が高いので、これは当たり前だ。何も進展しない場合、コミュニティのメンバーがコインの開発を引き継ごうとするかもしれないが、これもそのプロジェクトがシットコインになった明確な兆候だ。コミュニティによる引継ぎがポジティブな形で結果を出すことも、その過程で価格が回復することもほぼない。

●段階4:全ての価値を失う

 アルトコイン業界に目を光らせたことがある人なら誰でも、注意すべき価格変動が多数存在することに気づくだろう。全てのアルトコインの価値はまずビットコインに基づいているので、この業界ではこれは珍しいことではない。つまり、その時点で人々を興奮させ続けるものがなければ、アルトコインは急速に価値を失う可能性がある。シットコインへと至る過程の中で、全ての価値の喪失は将来に関する最後の大きなサインだ。

 価値が崩壊する理由については、いくつかのシナリオが考えられる。まずそのプロジェクトが支持を得られなかったか、あるいは誰かが価格を操作していたか、単純に開発者が事前マイニング分を投げ売りし別のシットコインの作成に乗り換えたかだ。他にも妥当と思われるシナリオは多数存在するが、全ての価値を失ったコインの大半は意味のある形で回復することは決してないことは明らかだ。代わりに新たなコインが作られ、そのアルトコインがいかに「革新的」なものになり得るかについての体裁が整えられるだろう。

(イメージ写真提供:123RF)

https://nulltx.com/the-evolution-from-altcoin-to-shitcoin-in-4-steps/

This story originally appeared on NULLTX.

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