XRP、停滞:反騰の動きに取り残されたか?

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 数値と統計は、金融情勢について知る必要があるほぼ全ての物事を定義し説明する。例えば、仮想通貨の冬の終了以来暗号資産の大部分が大幅に上昇している19年は、仮想通貨市場にとって全体的に強気な年とみなされている。しかし、これらの統計の一部は若干の誤解を招く可能性がある。

 全ての主要資産が大幅に下落した18年12月は、仮想通貨の冬の底だったと広く考えられている。実際、一部の資産は17年の史上最高値から9割以上下落した。

 XRP(XRP)は18年12月に約9割下落した仮想通貨の1つだ。XRPは17年の上げ相場で1XRP=3.60ドルの高値を付けた後、18年には0.39ドルに下落した。

 幸いなことに仮想通貨の冬は4月に終わり、ビットコイン(BTC)やライトコイン(LTC)、バイナンスコイン(BNB)などによる相場回復で、市場は立ち直った。実際、ビットコインは19年に一時約250%上昇した。しかし、XRPには同じことは言えない。

 19年に仮想通貨市場が反騰し始めたとき、XRPもこれに加わり年初来高値の0.475ドルへ上昇した。しかし6月22日以降は徐々にその価値を失い、直近数日では約23%下落した。

 当記事執筆時点で、XRPは0.309ドルで取引されており、仮想通貨の冬の真っ只中だった18年12月の安値よりも低い水準となっている。18年のXRPの安値は0.39ドルで、現在より20%高い水準だった。これらの数値は、市場の大幅な反騰にもかかわらず、XRP自体は全く強気な年となっていないことを示唆している。

 親会社のリップルは現代金融の改革の中心に位置しているので、これは驚きだ。多数の提携、協力、戦略を通じ、リップルの人気は世界中で高まっている。残念ながらこれはXRPの価格に反映されていない。

 しかし、下落の余波に直面しているのはXRPだけではない。当記事執筆時点では、ビットコインキャッシュ(BCH)、トロン(TRX)、ステラ(XLM)なども、19年の上昇を経てなお、史上最高値から約9割下落している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://ambcrypto.com/xrp-hovers-below-its-december-2018-price-has-the-bull-rally-left-it-behind/

This story originally appeared on AMB CRYPTO.

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