サムスンがETH基盤のSDKのβ版公開、正式版もまもなく立ち上げ

sumsung_galaxy_119316566_s.jpg

 韓国のサムスンは19年、主力スマートフォンである「ギャラクシー10」向けに、複数のdapp(分散型アプリケーション)に対応したイーサリアム(ETH)とERC-20トークンを基盤とする仮想通貨ウォレットを発表し、BC(ブロックチェーン)分野に進出した。また、同社は6月、18年第1四半期(1-3月)からビットコイン(BTC)マイニング用チップの設計・製造にも関わっていたと明かした。

 技術系大手企業であるサムスンはこの大きな流れの中で、最新版ギャラクシー(ギャラクシーS10E、S10、S10+、S10 5G、ギャラクシー・フォールド)向けのイーサリアムを基盤としたBC SDK(ソフトウェア開発キット)のβ版を公開した。「全てのSDKのスーパーセット」をうたうこの最新製品は、開発者と消費者の両者に「あらゆるdappに必要とされる全機能」を提供する予定だ。このSDKはカナダ、韓国、米国で入手可能となる。

 このキットは有効な全てのユーザーアカウントの生成、保管、管理、バックアップを可能とする。このサムスン・ブロックチェーンSDKはさらに、ユーザーをサムスン・キーストアだけでなく他のあらゆるコールドウォレットと接続しつつ、決済の円滑化やデジタル署名の認証を可能とする。さらに、このβ版のSDKはトランザクションの作成を円滑化し送信結果をBCノードに送る。

 サムスンのパートナーはこのキットの追加機能を利用できる。例えば、ウェブdapp向けのBC専用ブラウザ(またはアンドロイドのウェブビュー・プロバイダー)だ。パートナーにはさらに、サムスン・ブロックチェーン・プロキシ・ノードのオフチェーン・データベースによるトランザクション履歴や、料金見積もりツール、法定通貨‐仮想通貨の為替レート、仮想通貨の価格、ERCトークンの情報が提供される。

 公式文書には、サムスン・ブロックチェーンSDKは決済ソリューションを提供する外部BCノードとの通信を利用できると説明されている。開発者にとっての大きな利点として、このSDKはdapp開発の費用対効果が高い可能性がある。しかし、開発者はウォレットのロジックを持っていなければならない。開発者は、このβ版への早期アクセスのためにパートナーシップを申し込むこともできる。

 サムスン・ブロックチェーンSDKの正式版は19年末までに発表される予定だ。同社は20年までに「サムスン・コイン」というネイティブトークンの立ち上げも目指している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://ambcrypto.com/samsung-rolls-out-ethereum-based-sdk-beta-version-to-launch-official-version-soon/

This story originally appeared on AMB CRYPTO.

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ
ICOレーティングについて