ニューヨーク州司法長官がビットフィネックスとテザーに反撃

107610751_s.jpg

 米ニューヨーク州司法長官と仮想通貨取引所のビットフィネックスとの長い戦いが新たな展開を迎えている。ニューヨーク州司法長官はビットフィネックスと関係企業がニューヨーク州に拠点を置く顧客と取引を行っていたか及びどれくらいの期間取引を行っていたかに関する同社の主張に不備があったと主張している。

 司法長官のビットフィネックスと同じ運営会社に管理されているステーブルコインのテザー(USDT)に対する初期の申し立てはビットフィネックスが顧客資産を「不適切に管理」し、テザーの裏付けであった準備金を「利用した」と主張していた。司法長官はビットフィネックスは同社の行為を「隠蔽」しようとしたとも述べていた。

 これに対してビットフィネックスも法的手段を用いて反応し、その結果、5月に司法長官によって二度目の訴訟事件摘要書が出された。ビットフィネックスは「同社のプラットフォーム上のニューヨーカーに同州において取引をさせていない」とも述べた。

 しかし、8日に司法長官は以前の申し立てを確認する新たな訴訟事件摘要書を、ビットフィネックスに関係する問題はニューヨーク州司法長官の管轄下に入るという主張を支持する28つの証拠品と共にニューヨーク州の最高裁判所に提出した。

 司法長官が提出した書類によれば、証拠品によってビットフィネックスとテザーは「捜査中の問題に関してニューヨーク州と広範囲にわたり一貫した繋がりを有している」ことが示されている。

 司法長官は提出した証拠品によってビットフィネックスがシグネチャー・バンクとノーブル・バンクを含むニューヨーク州に拠点を置く3つの金融機関と取引を行っていたことが証明されていると述べる。また、司法長官はマイケル・ノヴォグラッツのギャラクシー・デジタルが18年の10月にビットフィネックスの顧客として認められたことを示す証拠品も提出した。

 司法長官はビットフィネックスへの仮差し止め命令も批判し、「いくつかの点で悩ましい」と述べた。司法長官はこの差し止め命令を「曖昧」で「広範」であると非難し、一般的な仮差し止め命令の目的を達成していないと述べた。

 司法長官は提出した証拠品がビットフィネックスとその運営会社のアイフィネックスに対する初期の申し立てを支持するよう法廷を説得するはずだと述べた。

 アイフィネックスが最近ローンチしたネイティブトークン、LEOは2週間で時価総額で15億ドルに達したが、過去24時間(協定世界時で5時49分)で約7パーセント下落している。

 ビットフィネックスはまだ司法長官の主張に反応していない。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/new-york-attorney-general-hits-back-at-bitfinex-tether-4193.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ
ICOレーティングについて