フェイスブックのリブラ、仮想通貨か企業通貨か?

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 リブラの市場投入が近づく中、フェイスブックの仮想通貨事業は仮想通貨として出現するのかという議論が続いている。有名な仮想通貨支持者であるアンドレアス・アントノプロス氏は、リブラが仮想通貨だという問い自体が間違いだと考えている。

 ビットコイン(BTC)支持者である同氏は、スコットランドのエディンバラで開かれた「リブラではなくリブレ(自由):フェイスブックのBC(ブロックチェーン)プロジェクト」という講演会で、リブラは「企業通貨」あるいは企業向けデジタル通貨であるとの見解を述べた。リブラの参入は、政府の通貨(法定通貨)、人々の通貨(仮想通貨)、そして企業通貨からなる3体問題を生じさせた。同氏はまた、フェイスブックの参入は始まりにすぎず、他のFAANG(フェイスブック、アップル、アマゾン、ネットフリックス、グーグル)やその他の企業の参入も遠い先の話ではないだろうと述べた。

 同氏と仮想通貨コミュニティの大半はアマゾンが最初に自社仮想通貨を立ち上げるかもしれないと考えていたが、フェイスブックはそれを裏切った。しかし、ソーシャルメディア大手のフェイスブックが参入する前から法定通貨と仮想通貨の間に軋轢はあった。そしてアントノプロス氏によると、リブラは現在、地球に衝突し恐竜を絶滅に追いやったとされる隕石のような存在かもしれないという。同氏はこれは3体問題であり、法定通貨は安定した惑星、仮想通貨はその軌道上を周る小惑星、企業通貨は遠くからは奇麗に見えるが大打撃を与える可能性がある隕石だと述べた。

 他の企業が追従すれば、ユーザーの利益は第一目的ではなくなるだろう。

 「大企業はイノベーションを飲み込み、破壊的な全ての物事を切り取り、根拠のないモノを生み出し、利益を追求し、ユーザーを搾取する傾向があると私は考えている。なぜならそれが彼らの義務だからだ。彼らの義務は株主に向けられている」。

(イメージ写真提供:123RF)

https://ambcrypto.com/facebooks-libra-a-cryptocurrency-or-corporates-currency/

This story originally appeared on AMB CRYPTO.

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