韓国のサムスン、LG、SKが「夏のBC戦争」突入

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 韓国の財閥であるサムスン、LG、SKが、国内で競争が激化する可能性がある市場のリーダーとなることを目指し、BC(ブロックチェーン)技術を用いた様々な商品やサービスの提供を19年夏に開始する予定だ。

 Fnニュースによると、3社の事実上のBC部門であるサムスンSDS、LG CNS、SK C&Cが商業活動を開始する7月と8月に、この「夏のBC戦争」が始まるという。

 先陣を切るのは、2日にジョー・ルービン氏のコンセンシスへの出資に合意した通信事業大手のSKだ。SK C&Cは18年に決済・送金サービスであるチェーンZの試験を成功裏に終えており、7月に一般顧客へのサービスを開始する予定だ。

 SK C&Cによると、ユーザーとベンダーはチェーンZプラットフォーム上で「デジタルトークン」の発行・管理を行え、ベンダーは顧客に報奨金、商品券、割引券、ポイント、マイレージを発行できるという。同社は、チェーンZのトークン発行事業は自社クラウドサービスであるクラウドZと連携すると述べた。

 FnニュースはSK C&Cの社員が次のように述べたと伝えている。

 「当社は7月に自社BCプラットフォームを利用したサービスの提供を開始する。当社がプラットフォームの準備と保守を担当し、ベンダーが商用サービスを提供する」。

 一方サムスンSDSは、保険会社からの保険金の請求を行うための保険金請求サービスを準備している。このサービスではさらに、サムスンSDSのBCプラットフォーム上で共有された書類やその他の証拠を通じ、保険会社がより迅速でリアルタイムな請求の検証を実施できる。同社は、このサービスにより保険会社もエンドユーザーもスマートフォンだけで請求とその処理を行えるようになると述べた。

 電子工学分野でサムスン最大のライバルであるLGも、LG CNSが民間銀行のKB(国民銀行)と共同開発している待望のBC決済プラットフォームを8月に公開する予定だ。

 すでに報じられている通り、LGは自社BC事業をLGサイエンスパークで内部試験しており、恐らくは何らかのLGデジタルトークンを利用した試験に社員を参加させていると言われている。Fnニュースは、「関連会社の社員」が参加できるよう、このLGサイエンスパークの試験が拡大される予定だと報じた。

 LG CNSとKBはさらに、ベンダーと顧客がBCを用いたリアルタイムの送金、清算、出金を行えるようにする、地域通貨プラットフォームを8月に公開する予定だ。

 この3社は18年に合わせて3320億ドルの売上高を計上している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/samsung-lg-and-sk-begin-summer-blockchain-war-4156.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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