新たなBTCミキサー、マイビットミックスに関する4つの考え

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 ビットコイン(BTC)など送金履歴情報を保護するミキサーの業界に影響する最近のあらゆる出来事や動向を考慮すると、このビジネスモデルの将来性すら疑問視する必要がある。マイビットミックスのチームはそう考えているようだが、ユーザーは相変わらず新たなサービスの試用をちゅうちょすることが多い。マイビットミックスはトーア・ブラウザを用いても用いなくても利用できる数少ないミキサーの1つでもあり、そのことが疑いを募らせているようだ。サードパーティのサービスを利用する前には、常に自分自身で調査して欲しい。

●クリアネットとトーアのアクセス

 トーア・ブラウザなしで利用可能なビットコイン・ミキサーは、必ずしも一般的ではない。ミキサーの利用者はプライバシーとある程度の匿名性を求めていることが多いので、それはおかしなことでもない。通常のブラウザと従来のドメイン名を利用すると、それはむしろ非現実的になる。理由は不明だが、マイビットミックスのチームは従来型のサポートとトーアをベースとしたサポートの両方を提供すべきだと考えている。この判断が彼らに有利に働くかは全く別の問題だ。

 ビットコイン・ミキシング・サービスに対する法執行機関の最近のスタンスを考慮すると、通常のドメイン名が押収されるか別の手段でオフラインにされるのは時間の問題だと思われる。数週間前に登録されただけのドメイン名については、将来的にこのサービスに悪い注目を集めるかどうかを考える必要がある。ここ数カ月間で多くのミキサーが閉鎖しているため、このサービスも長続きはしないかもしれない。

●可変的なクライアント手数料

 多くの場合、ビットコイン・ミキサーの利用は決して安価ではない。サードパーティの業者はサービス提供の対価を受け取る必要があるので、これは保有するビットコインからあらゆる「痕跡」の可能性を取り除くために支払うべき費用だ。マイビットミックスの場合、非常に興味深い料金体系が明らかになった。同チームは1取引当たり0.5‐3.99%の範囲でカスタムサービス手数料を課すようだ。

 それ自体かなり珍しいことだが、ユーザー自身もカスタムサービス手数料を選択できるようだ。支払った金額に応じ、取引にかかる時間が延びる可能性がある。さらにこのカスタム手数料は、同じ手数料の特定の取引を探すという点で、BC(ブロックチェーン)分析の回避に役立つという。ミキシング業界全体に実質的に利益をもたらし得るかどうかはまだ不明だが、これは一部のユーザーを引き付ける可能性のある興味深いアイデアだ。

●ジャバスクリプト未使用

 ビットコイン・ミキサー業界をチェックしている人々には、独特の傾向があるかもしれない。これらのサービスの多くはジャバスクリプトを利用しているが、マイビットミックスのチームはほぼ同様のサービスをジャバスクリプトなしで提供可能だと主張している。顧客は引き続き、いつでも全ての機能を享受できる。追跡・分析されるリスクをさらに減らすという意味で、ジャバスクリプトの除去は興味深い決断となる可能性がある。他のサービス提供業者が将来的にこの手法を模倣するか否かは、時が経てば分かるだろう。

●信頼の構築は難しい

 仮想通貨業界ではいつものことだが、信頼関係の構築は非常に難しい。全てのサービス提供業者は同じ問題を抱えているが、ビットコイン・ミキサー・サービスの提供業者にとって状況はさらに悪い。結局のところ顧客は、指定したアドレスに送られることを期待し、自身の資産を未知の個人や団体に預ける必要がある。特にこの種のサービスへの現状の取り締まりを考慮すると、マイビットミックスは前途多難かもしれない。

(イメージ写真提供:123RF)

https://nulltx.com/4-thoughts-on-the-newly-launched-bitcoin-mixer-mybitmix/

This story originally appeared on NULLTX.

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