ダークネット利用者、郵便手数料の支払い方法で身元割れ逮捕

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 ダークネットについて聞いたことがある人は、それに関わったベンダー達が遅かれ早かれ逮捕されるということがわかるだろう。多くの法執行機関がこれらの犯罪者達に制裁を与えようとしている。今回、ドリームマーケットに関わっていた二人のベンダーが、予想外の理由で自らの罪を償うことになった。

・郵便料金の支払いによりダークネットベンダーの正体が明るみに出る。

 ダークネットのベンダー達がどうやって匿名性を守りながらクライアントに対して商品を送り届けているか、多くの人は知らないだろう。これらの配送のほとんどは通常のエアメールで送られる。ランダムに行われる検閲の対象にならないことは祈るしかない。この方法は大抵の場合成功するが、ベンダー達はいずれ捕まることになる。ドリームマーケットのベンダーであった2人が、この方法での最初の逮捕者となった。

 2人はダークネットのマーケットプレイスで偽のアデロール薬を販売していた。マーケットプレイスは現在も稼働している。数年にわたり販売を続けたことでおよそ800万ドル相当を売り上げたとされている。彼らは最終的に身元を特定され逮捕されたが、そこに至るまでの過程はおおよそ予想外なものだった。

 彼らはほとんどの郵便手数料をスタンプスドットコムで購入していた。便利で安い、普通の方法だ。そして面白いことに、彼らの身元は、彼らがスタンプスドットコムの子会社であるエンディシアを使用したことで発覚する。商品の配送に関連しているアカウント情報を辿っていくと、彼らの身元が簡単に割れてしまった。

 ベンダー達は素人のようなミスを犯したと言えるだろう。彼らはオンライン上での情報を隠すこと人は長けていたが、現実の世界で同じことをするのはとても難しいことを証明してしまった。アカウント情報はベンダーのうち一人のもので、本名と本当の住所を登録していたため、すぐに監視下に入ることとなった。これにより、彼の仲間についても暴くことができ、彼らの送る商品も追跡できるようになった。

 調査の最中には、1.5キロを超える偽のアデロールが米国内の顧客に対して配送されていた。これらの錠剤の中には、本物のアデロールとはなんの関連もない、メタンフェタミンという化学物質のみが含まれていた。犯人の本拠地を差し押さえた際に、大量の錠剤や錠剤の生成機、錠剤になる前の粉末などが押収された。彼らはドリームマーケット上の主要なベンダーであったことも明らかになった。

 予想がつくかもしれないが、偽の錠剤の売上は全てビットコインで支払われていた。ビットコインはダークネットにおいて最も一般的な支払い方法であり、今後もこの傾向は続くだろう。この調査においてビットコイン以外の通貨が押収されたかは定かではないが、売り上げの幾らかはアメリカドルに変換されていたことは大いにあり得る話だ。今回の件は、ダークネットの住人達がどれだけ身元を隠そうと努力しても、最終的には逮捕されてしまう、ということを示すいい例になっただろう。

(イメージ写真提供:123RF)

https://nulltx.com/two-former-dream-market-vendors-identified-due-to-using-online-postage-services/

This story originally appeared on NULLTX.

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